「妻との仲が冷めたのは、妻がいつも近所にある実家に入り浸り、家族で過ごす時間が減っていったから。

娘が赤ちゃんの頃は実家を頼ることも理解できたけど、園に入ってからは送迎や食事まで義母や義父にお願いする妻を見て、『家族だけで過ごす時間がほしい』と言ったら『じゃああなたがご飯の用意とかしてくれるの?』と嫌味を返されて。

義実家はだんだんと僕を歓迎しなくなり、妻と娘だけが向かうなか、残業の日など自宅に戻っても誰もおらずコンビニで買った弁当を食べるのが当たり前になっていました。

自宅で三人で過ごすときももちろんありますが、妻は娘にべったりで一緒に寝ていて、僕とは夫婦らしい会話も時間もありませんでしたね。

僕は仕事が終わって帰宅してから掃除や片付けをやり、ケーキを買ってくることもありましたが、そんな僕を見ても妻は無反応で娘と僕だけが笑顔で食べる時間は、胸が痛かったです。