10スクリーン1,549席の大型シネマコンプレックス「イオンシネマ幕張新都心」の20日グランドオープンを前に、17日、内覧会が開催され、最新鋭のシステムがお披露目された。
「イオンシネマ幕張新都心」は、「“夢中”が生まれる場所。」をコンセプトに4つのモールで構成された、総賃貸面積128,000㎡を誇る国内最大級の千葉県千葉市の複合商業施設「イオンモール幕張新都心」内に誕生。
全国では4番目、千葉県では初となる前方壁全面を覆う巨大スクリーンと、どの席に座っても360度、全身を包み込む立体音響システム「ULTIRA(ウルティラ)」を8番スクリーンに採用。さらに、ドルビー社の最新シネマ音響システム「ドルビーアトモス」を導入し、天井にまで配置されたスピーカーで、より立体的な音響を実現。こちらのサービスは「ドルビーアトモス」フォーマット採用の作品で体験可能であり、現在上映中の作品では『ゼロ・グラビティ』で極上の音響体験が可能だ。内覧会で上映された森の中をさまようようなサンプル映像では、虫の羽音だけで、その流れる動きをはっきりと感じることができた。
また同じく千葉県初のサービスとなる、映画のシーンと連動して座席が動く「D-BOX(ディー・ボックス)」を2つのスクリーンに合計20席設置。スクリーン上のアクションにシンクロした動きが作り出され、登場人物に成りきって作品に没入できる。「イオンシネマ幕張新都心」では、これら最新鋭の映像、音響、劇場設備で五感を揺さぶる体験が実現。
イオンエンターテインメント、専務取締役の池田晃氏は「地域のみなさまが集い、感動を共有できる場、そして愛される劇場、店舗を作っていきたいと考えております」と挨拶。続けて「イオンシネマ幕張新都心」総支配人の廣瀬渉氏が、劇場のマネージャーをはじめとしたスタッフを紹介。「当劇場は、映画館として当社の中でも最高の音響、映像設備を導入しております。お客様にこれまでにない最高の映画鑑賞体験をご提供していきたいと思っております」と抱負を述べた。
イオンシネマ幕張新都心
12月20日(金)グランドオープン
取材・文・写真:望月ふみ