もちろん、本編だけでは終わりません!「替え玉!(もう一杯!)」のお約束掛け声でアンコールに突入。

アンコール1曲目は、公演人気曲にしてメジャーデビュー曲『チャイムが終われば』でした。特にゆうみんがどんどん自由になっていましたね。ピースしたりモニタースピーカーに座ったり、フリーダムさがさらなる可愛さを産み出すのデス!
 

 
 
 
 

2曲目、3曲目では『HANABI!!』『祭りの夜』というお祭り二部作でアゲまくりタイムに突入です。もはやお約束になったゆうみん水吹きもありました。一回目の水は飲み込んでフェイントしてから、二回目で行きましたよね(笑)。

あーみんやみく姐さんが、なんでこんなに跳べるの?と思うぐらいハイジャンプしていたのも印象的でした。全員が全力で思いっきりで歌って踊って大爆発!LinQの魅力は、このはっちゃけたライブにあるんですよ!
 

 
 
 

ここでいったん締め。するゆうみん&もえぴーの美少女コンビが、リーダーなっちゃんをいい子いい子という微笑ましい姿もありました。

そして博多一本締め(手一本とも言うらしいですね)でなっちゃんが締めましたが、まだまだ終わらない!もう一度替え玉コールがやってきて、ここで披露されたのが、公演曲の中でも自分が一番好きな『フクオカ好いとぉ』でした。このあたりで、もう涙腺が崩壊しそうになってヤバかったです。

この曲、一時期はお蔵入りか?なんて心配されたりもしました。大好きな曲だったので、それだけは絶対避けてほしい、と祈るような気持ちでいたんです。2012年から13年にかけて、LinQのいろいろな出来事を思い返して、胸がいっぱいに。今こうやって見ることが出来るのは、本当に良かった…。本当に素晴らしい、心から感動できるライブだったと思います。

今回のライブを見ながら、ずっと考えていたことがあります。これまでLinQを去ったメンバーたちが、この場所に立っていたらどうなるだろう?ということでした。

初代リーダー上原あさみさんは、裏方としてがんばっていらっしゃいますが、ステージでパフォーマンスしていません。ゆん様をこの大会場で見たかった…と思ったり、福岡で見た時に強い印象を残した池田真亜子ちゃんが今のLinQにいたら、どんな立ち位置になるんだろう…そんなことばかり考えていました。

そんなことを考えながら見ていたら、ゆうみんがあさみ総長に見えたんです。その表情や視線のやり方、そしてステージを楽しむ姿勢…言葉にすると陳腐ですが、本当に一瞬、あさみさんがステージ上にいるような錯覚に陥りました。体格も年齢も全然違うのに…。

ステージを去ったメンバーは、完全にいなくなったわけじゃなくて、誰がその遺伝子を受け継いでいるのかもしれません。そうやって、LinQというグループは、また少しずつ更新され、過去のLinQを越えていくのかもしれません。

そして、LinQは、LinQという大きな存在を越えていかなければいけないんだな、とも考えていました。結成されて1年目、2年目のLinQのスピード感は本当にすごかったですよね。そのスピード感あるLinQを、今のLinQがいろいろな面で越えていかなければ、さらに大きくなることは出来ないでしょう。

ただ、それは速度だけではなくて、安定感や深みを増していく、という方向性もあるはずです。だから、今回披露された『冒険』のような渋い曲を加えたのは、LinQにとっても大きな武器になると思います。LinQは楽曲とライブに大きな魅力があります。そこを忘れず、さらに突き進んでほしいです。

何度も言いますが、本当にいいライブでした。また近いうちに、LinQの現在地をレポートしたいと思います!今回のレポートは以上です。