いよいよベスト3を発表!
【第3位】水晶玉……3,500,000円
取り扱い店は、三たび登場の「MALAIKA」様で、直径15~16センチほどの水晶玉だ。
ショーケースの中で最も大きく、また抜群の透明度。
価格は350万円(税込)で堂々の第3位!
【第2位】ローズクォーツ製「双龍」……3,800,000円
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3位に入った水晶は無色透明。ローズクォーツは別名・紅水晶とも言われる淡いピンク色をした水晶。もちろん希少品だ。
扱っている店舗は、関帝廊通りに店を構える「龍・青龍店」様。開運グッズがたくさん!
そして、第2位の龍の置物が登場!
二頭の龍が絡み、視線を交わしているかのような構図だ。
お値段は、なんと380万円(税込)!
380万円! 車を買うくらいの値段だ……。筆者は写真撮影中、「万が一、ぶつけて壊したらどうしよう……」と手汗が止まらなかった。
これより高額商品があるなんて……。
(ちなみに1位の値段を聞いた時、筆者は心臓が痛くなった)
いよいよオーラス。第1位の発表です。横浜中華街で最も高価な品物は何なのか?
ドラムロール、スタンバイ! さぁ、第1位は!?
【第1位】24金製「菩薩像」……7,350,000円
第1位は24金製の菩薩像! 価格はなんと735万円(税込)!
大きさは30センチほど。超高額商品のため、ショーケースから出せません。
ガラスケース越しに撮影する。
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ところでお店の名前は? 実はこの商品、2位の双龍と同じ「龍・青龍店」さん。1位2位と堂々のランクイン。2品合わせて1115万円!
そして、今回ご紹介したすべての商品の総額は……21,850,000円!
セレブな「はまれぽ読者」様、いかがでしょう?
取材を終えて
取材中、ほうぼうのお店の方から「長く続いた不況の影響で、今は中華街に高額なものなどない」と何度も言われた。中華街の街頭看板には低価格を売りにする文言が、やたらと目に付く。
だが一方では、「中国からの観光客の購買意欲はすごい!」とも聞こえてくる。
実際、いくつかの店舗では、中国の富裕層と思われる観光客が次々に高額商品を買って行き、店の品ぞろえが薄くなってしまったとも聞いた。「二極化」というキーワードが、今の中華街を表しているのかもしれない。
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そして今回の調査、取材交渉をするも断られてしまったお店も多々あった。
理由は「防犯上の理由」のほか、変わったところでは「風水」や「占い」の結果、さらには、お渡しした名刺の字画の問題などで取材NGというケースも。
また、仕入れの関係でたまたま高額商品を切らしていたお店もあったし、単純に見落としてしまった店舗もあるだろう。
毎年、3割のお店が入れ替わると言われる中華街。この調査、経年再調査をすればランキングが大きく変動すると思われる。
今回の調査で痛感したのは「やはり中華街は奥が深い」ということ。毎日、発見があるし、同じ顔ぶれや同じ商品は、ほんの一時しかない。街の変遷は常だが、その早さが顕著なのだ。
次の週末、中華街に行ってみようか。
記事を読んでそんなことを、ふと頭に浮かべてもらえたら幸いだ。
それでは皆さま、また中華街でお会いしましょう!
中国貿易公司 中華街二号店
所在地/横浜市中区山下町191
電話/045-662-0877
営業時間/10:30~21:15
天宝堂 シルクロード館
所在地/横浜市中区山下町80
電話/045-641-6333
営業時間/11:30~21:00
MALAIKA 中華街店
所在地/横浜市中区山下町81-5
電話/045-263-8825
営業時間/11:00~21:00
横浜博覧館
所在地/横浜市中区山下町145
電話/045-640-0081
営業時間/9:30~21:30(土日祝は22:00まで)
中国茶専門店 緑苑
所在地/横浜市中区山下町220
電話/045-651-5651
営業時間/12:00~20:00(不定休)
龍 関帝廊通り青龍店
所在地/横浜市中区山下町189
電話/045-640-0788
営業時間/10:30~19:30(金土日祝は20:00まで)
※本記事は2013年6月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。
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