24回目を迎えるゆうばり国際ファンタスティック映画祭のラインナップ記者会見が15日にアートホテルズ札幌で開催され、鈴木直道(夕張市長)や、オフシアター・コンペティション部門で審査員を務める斎藤工らが出席した。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭は、毎年2月に北海道の夕張で開催される映画祭。地元密着ながら映画ファンと作り手から愛され続ける映画祭で、オフシアターコンペ部門からは人気監督が数多く誕生している。
本年度は万城目学の人気小説を映画化した『偉大なる、しゅららぼん』がオープニング作品に、大林宣彦監督が北海道を舞台に撮りあげた最新作『野のなななのか』がクロージング作品に選ばれたほか、『それでも夜は明ける』『アナと雪の女王』『ディス・イズ・ジ・エンド(原題)』『グレイトフルデッド』『リディック:ギャラクシー・バトル』『とらわれて夏』などを上映する。
鈴木市長は「今年も多くの人が夕張にお越し頂けると嬉しいです。素晴らしい人と素晴らしい映画に出会える5日間となっていますので、この機会にそれらに触れ、楽しんで頂き沢山の映画ファンが生まれることを願っています」と言い、斎藤は「去年はゲストとして参加し、今年は審査員として参加する事になってとても光栄です。上映時間以外にも、いろいろな人たちと映画の話を語り合うのが楽しいです。ゆうばりは個性的で愛のある映画祭だと思います」とコメント。実行委員長を務める澤田宏一は「“一度は行ってみたい映画祭”から“もう一度行きたい映画祭”を目指して頑張りたいと思います」と語った。
映画祭期間中は、『偉大なる…』に出演した渡辺大、貫地谷しほりや、『野のなななのか』に出演した品川徹、常盤貴子らがゲストとして来場する予定。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014
2月27日(木)から3月3日(月)まで開催
※チケット発売:2014年1月22日(水)