
本年度の映画賞を数多く受賞している松田龍平、宮崎あおい出演作『舟を編む』が全国60館以上の劇場で2月8日(土)から凱旋公開されることが決定した。
本作は、2012年本屋大賞第1位に輝いた三浦しをんの同名小説が原作。ある出版社の辞書編集部を舞台に、15年という歳月をかけて、言葉の海で“辞書=舟”を“編集する=編む”という果てしない作業に取り組み、新しい辞書を完成させようと奮闘する編集部員たちの姿を描いている。
本作は昨年4月に公開され、興行収入8億円を突破し、9月には米アカデミー賞の外国語映画賞部門・日本代表に選出された。その後も第26回日刊スポーツ映画大賞で3部門を、第38回報知映画賞で3部門を受賞し、第37回日本アカデミー賞では作品、監督、主演男優、主演女優など13部門で優秀賞を受賞している。
今回の凱旋上映について松田は「たくさんの賞をいただき、このような機会をいただいたこと、大変嬉しく思います。まだ観てない方はもちろん、すでに観た方も観るたびに違う楽しみ方ができる映画ですし、笑ったあとにじんわりくる作品なので、ぜひこの機会に映画館でご覧ください」とコメント。映画賞に関する報道をきっかけに本作に興味を抱く観客も増えており、凱旋上映では多くの観客が劇場に足を運ぶことが予想される。
『舟を編む』
2月8日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国で凱旋公開
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