鈴木亮平が主演する日曜劇場「下剋上球児」(TBS系)の第5話が、12日に放送された。弱小野球部が甲子園を目指す3年間の軌跡を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描くこのドラマは、『下剋上球児』(カンゼン/菊地高弘 著)にインスピレーションを受け企画されたが、登場する人物・学校・団体名・あらすじは全てフィクション。(*以下ネタバレあり)
南雲(鈴木)が無免許で教師をしていたという衝撃の事実に驚き、複雑な思いを抱える野球部員たち。混乱の中、校長の丹羽(小泉孝太郎)や山住(黒木華)は保護者たちへの対応に追われていた。
そんな中、南雲の裏切りに激怒した犬塚(小日向文世)は、山住に何の相談もなく、強豪校から野球指導のできる新監督をスカウトする。
一方、在宅で取り調べを受けることになった南雲に、青空(番家天嵩)への心ない言葉や、情け容赦ない記者たちの追及が降りかかる。
南雲は担当弁護士たちに、教師を志すきっかけとなった幼少期からの経験や、教師になってからの日々について語り始める。そして、さまざまな困難が降りかかる中、山住はあることを決意する。
放送終了後、SNS上には、野球部員たちが南雲の家に押しかけ、一緒に食事をしながら南雲が涙するシーンについて、「みんなが南雲先生の家に来てご飯。私もうれしかった」「南雲先生の涙でこっちも泣けてきちゃったよ」「南雲先生を慕っている野球部のみんなの振る舞いがごくごく自然で温かくて泣けた」「ご飯を食べている時の南雲の涙。失った信頼や立場を悔いるだけじゃなく、この瞬間に改めて教師になりたいって思ったんじゃないかな。この子たちの先生になりたい。一緒に野球したいと」など、感動を伝えるコメントが数多くあった。
一方、南雲が無免許で教師をしていたという設定について、これまでは疑問を呈する声が多く見られたが、「正直、南雲先生の秘密が分かった時、 鈴木亮平さんはクリーンなイメージがあって、ちょっと違うんじゃないかな、この設定必要なのかなって考えちゃった。もっと野球に集中させてって。でも、今日見て、亮平さんじゃなきゃ駄目なんだって思った」といった好意的な意見も寄せられた。
また、越山高校野球部の新監督・塩尻役でサプライズ出演した町田啓太について、「突然の町田啓太登場にびっくり!」「まさかの町田啓太。すごくぜいたくな使い方」「黒木華ちゃんと町田啓太くんと鈴木亮平さんの共演は『花子とアン』を思い出す」など、うれしい驚きを表すコメントが多く見られた。