日本では「オルチャン」なメイクやコーデが大流行(画像はイメージ)

【こっそりミームを教えます・125】 ネット上で生まれては定着していくミーム達。その中には一見どんな意味かわからないものも多くある。今回は若者たちの間で使われる「オルチャン」にフォーカスしてみよう。どうやら日本語ではないようだが、どのように使われるミームなのだろうか。

韓国ブームに乗って日本へ輸入?

「オルチャン」とは韓国語で「オルグル(=顔)」と「チャン(=最高)」を組み合わせた造語のことで、「顔がいい人」のことを指す言葉だ。日本語にある「イケメン」にも近い成り立ちといえるだろう。ただし「オルチャン」は主に女性に対して使われることがポイントだ。

もともとは2003年頃に韓国で若者を中心に話題になったミームだが、現在はほとんど使われなくなっているそう。当時の韓国では若者を中心にSNSが流行しており、その中で顔の良い一般人を指して「オルチャン」というミームが生まれた。今から20年近くも前の話であり、韓国で死語になるのもわかる。

その代わりに現在の日本では、もともとの「顔がいい人」の意味に「韓国っぽい」というニュアンスが追加されて使われている。例えば、韓国風の美人に寄せるメイクを「オルチャンメイク」、韓国ブランドのコーディネートを「オルチャンファッション」「オルチャンコーデ」のように表現する。

長い間使われたミームなためか、「元祖オルチャン」と称される著名人も登場している。例えば、韓国の人気インスタグラマーであるホン・ヨンギさんも元祖オルチャンの一人だ。19年にはヨンギさんがプロデュースするコスメブランドが日本に上陸し、大きな話題となった。

韓国発祥のミーム「オルチャン」は日本ではまだまだ使われていきそうだ。流行に乗り遅れないように、今からでもオルチャンメイクやオルチャンファッションにチャレンジしてみてはいかがだろうか。(フリーライター・井原亘)

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■Profile

井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている

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