皆さんは『消しゴムをくれた女子を好きになった。』という作品をご覧になったことはありますでしょうか。某巨大掲示板に投稿された、一つの消しゴムから始まる純愛物語で最近書籍化もされた青春ライトノベルです。
確かに女子から消しゴムなどもらえたら、男としてはやっぱり嬉しいわけで「もっと女子は僕に消しゴムくれよ。」と常日頃から思って生きておるのですが、その一方で「もしこんな消しゴムもらったら、むしろ嫌がらせだろうな。」という消しゴムが何種類かございましたので本日はそんな消しゴムについて記したいと思います。
(1)新品の消しゴム
嫌がらせ消しゴムの筆頭株と言えば「新品の消しゴム」です。
だってもうとにかく角が尖っているじゃないですか。「MONO」なんかだと分かり易いと思いますが、新品だと手に刺さっちゃうくらいエグい尖り方をしているわけです。
そんな角張った消しゴムだと多分渡された瞬間、手に刺さりますよね。しかも力加減を誤ると高確率で折れて消しにくいったらありゃしないし、断面がデコボコになって不便なのです。女子から消しゴムをもらえるのは嬉しいけど、くれるなら新品は避けてもらいたいのが正直なところですね。
(2)シャーペンについている消しゴム
続いて嫌がらせだなと思ったのが「シャープペンについている消しゴム」。
そもそも消しゴムじゃないじゃんって話なのですが、それは一旦置いといて"シャーペンが本体"なのか、"消しゴムが本体"なのか分かりにくいところがまず許せないですよね。
そのどっち付かず感というか、お前シャーペンくれたのか、はたまた消しゴムくれようとしたのかどっちなんだと問いたくなるわけです。そんな中途半端な消しゴムだと恋も実らないばかりか、喧嘩になってしまいますよ。
(3)匂いつき消しゴム
続きましてはこちら「匂いつき消しゴム」。
幼い頃から用途がイマイチ掴めず、長らく敬遠してきた種類で”消しゴムに匂いをつけるべきか否か”は人間が論ずるべき永遠のテーマだと思っています。
それにこの手の消しゴムってすこぶる消しにくいのですよね。だいたい紙がグチャグチャになる上に、炭が伸びて黒くなってしまう。だからこんな消しゴムをもらった日にはほぼ宣戦布告としか思えないわけですよ。翌日から恋より、戦争が始まる可能性の方が高いのではないでしょうか。