(左から)小松菜奈、大泉洋、清野菜名

 映画『恋は雨上がりのように』の完成披露試写会が26日、東京都内で行われ、出演者の小松菜奈、大泉洋、清野菜名、磯村勇斗、葉山奨之、松本穂香、山本舞香と永井聡監督が登壇した。

 本作は、高校2年生のあきら(小松)が、45歳バツイチ子持ちのファミレス店長・近藤(大泉)に片思いをする物語。

 初共演となった大泉の印象を問われた小松は「陽気で気さくで、足も長くて、本当に面白い方です」とべた褒め。これを聞いた大泉はすかさず“長い足”をくねらせてアピールし、会場を盛り上げた。

 一方、大泉は、小松に対して「ちょっと怖いイメージがあった。下手したら踏みつけられて、『くそモジャモジャ野郎』と言われるかもしれないぞ、ぐらいの覚悟はしていました」と告白した。

 しかし、実際に共演してみると「優しいし、1日一緒にいると自分の汚れが取れるようなヒーリング効果があった。(小松は)ヒーラーです」と絶賛した。

 ところが、イベント中には意見が食い違う場面もあった。夏のシーンも冬場に撮影された本作だが、大泉は、待ち時間も小松が“半袖”のままだったことに触れ、「この子はちょっとおかしいのかな?『上着を着なさい』と言っても、『大丈夫です。寒くないです』って言うんです」と小松の強情な一面を明かした。

 小松が「全然耐えられる寒さだった。大泉さんがただ寒がりなだけ」と反論すると、葉山も「カイロをどれだけ使うんだ!って感じでした」と大泉の“寒がりエピソード”を暴露した。

 大泉は「僕はいっぱい着込みましたよ。北海道人は決して寒さをなめませんから。君らはなめきってる! あれだけ『大丈夫か?』と言っても聞かなかったのに、結局2、3日後に風邪をひいてたじゃない。『ばかか』と(小松に)言いましたよ」とドヤ顔で語った。

 小松は「撮影の寒さのせいじゃない。あれは個人的な風邪なんです」とまたもや反論。これには大泉も「個人的な風邪ってなんだよ。撮影の風邪だろ?」とあきれていた。

 映画は5月25日からロードショー。