
「ぴあ」調査による2014年3月7日、8日に公開されたぴあ映画初日満足度ランキングは、藤子・F・不二雄生誕80周年記念作品となる『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』がトップに輝いた。2位に人気アニメシリーズの劇場版第2弾『劇場版 薄桜鬼 第二章 士魂蒼穹』が、3位に万城目学の小説を濱田岳、岡田将生のW主演で映画化した『偉大なる、しゅららぼん』が入った。
1位の『映画ドラえもん…』は、1982年に公開された『のび太の大魔境』を新たなスタッフとキャストで新生させたシリーズ35作目。劇場には家族連れが多く足を運び、子どもからは「いつもはドラえもんが目立っているけど、今回はジャイアンが活躍していてカッコよかった」(10歳)、「ドラえもんがたくさんの道具を使うところがよかった。頼りになるし隣にいてほしい」(9歳)、「しずかちゃんが願いごとをするところがおもしろかった」(10歳)などの声が上がり、大人からも「昔の作品を観ていたので懐かしかった。最後の場面は泣けた」など好評だった。
2位の『劇場版 薄桜鬼…』は幕末に新選組と行動を共にすることになった主人公・雪村千鶴の旅を描いたアニメシリーズ劇場版第2弾。観客からは「良い意味で裏切られる展開が多く、臨場感のある戦闘シーンや予想外のラストなど見応えがあった」「沖田総司ファンでも、風間千景ファンでも、誰のファンでもそれぞれ違うポイントで楽しめる。意外な人物の登場には驚いた」「感動的で新撰組の熱い思いに涙が出た」「TVアニメをしっかり踏襲している。劇場版ならではの演出もあってファンとして大満足!」などの声が寄せられ、10代、20代の女性から熱い支持を集めた。
(本ランキングは、3月7日(金)、8日(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)