(左から)パトリック・ハーラン(パックンマックン)、福士蒼汰

俳優の福士蒼汰が17日に都内のスタジオで人気アニメシリーズ最新作『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』の公開アフレコを行い、共演するお笑いコンビ“パックンマックン”のパトリック・ハーランと共にマイクに向かった。長編アニメの声優に初挑戦した福士は、英語のセリフにも挑み「不安とドキドキが入りまじっている」。それでも、ハーランから「すごくうまいですよ。僕と同じくらい」と太鼓判を押されると、安堵の表情を見せた。

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謎のスナイパーが引き起こす狙撃事件でパニックに陥る東京を舞台に、コナンたちが事件捜査に奔走する本作。捜査線上には、死んだはずのFBI捜査官が浮上し…。原作連載20周年を記念する本作で、ふたりは元米軍特殊部隊の隊員で、スナイパーと関係があるケビン・ヨシノ(福士)とジャック・ウォルツ(ハーラン)を演じる。

連載年数と同じ20歳の福士は「誰もが知っている絶対的な作品で、重要な人物を演じられるのはうれしい限りですね」とニッコリ。以前から声優に挑戦したかったというが、「ケビンは32歳という設定なので、しぶい声を出すのが難しかった」と苦労を語った。

一方、ハーランは来日から20年を迎えたといい「勝手に親近感を覚えていた。同期だね」とコナン君と意気投合。今回の声優挑戦で「近所の子どもたちからも声がかかり、すっかり株があがった」そうで、「一ファンとしても、お仕事できてうれしい。もし失敗したら、狙撃されそうで責任重大」と気を引き締めた。いざマイクに向かうと、「英語は久しぶりだから、緊張する。今の発音、大丈夫でした?」と笑いを誘っていた。

『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』
4月19日(土)より全国東宝系にてロードショー

取材・文・写真:内田 涼