『神様のカルテ2』初日舞台あいさつに登壇した宮崎あおい

櫻井翔が主演する『神様のカルテ2』が21日に全国325スクリーンで封切られ、東京・TOHOシネマズスカラ座で櫻井をはじめ、共演する宮崎あおい、要潤、市毛良枝、深川栄洋監督が初日舞台挨拶に立った。配給の東宝からは、本作の台湾での配給決定が発表された(公開時期は未定)。

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本作は、夏川草介の同名小説を基に、若き青年医師の苦悩と成長を描いた『神様のカルテ』の続編。現代の医療システムが抱える医師不足などを背景にしながら、内科医の栗原一止(櫻井)と妻の榛名(宮崎)を含む夫婦3組をめぐる命のドラマが展開していく。

櫻井は「続編は躊躇もあったが、観終わった後はしばし呆然とするくらい感動しました。胸を張って素敵な作品だと言える」と安どの表情。本作では宮崎演じる榛名が、新しい命を授かっている設定で「もし子どもができたら? 僕自身は子ども好きなので、あやす自信はありますよ。一止がどんなお父さんになるか想像つかないですけど」(櫻井)、「一止さんがお父さんになったら、アタフタしそう(笑)」(宮崎)と早くもファンが期待を寄せるシリーズ第3弾を“予想”していた。

この日は主人公の名前(イチト)にちなんで、全国110館で舞台挨拶の模様が生中継されたほか、ロケ地となった長野県松本市の映画館と中継がつながれた。深川監督は「皆さんの協力のおかげです」と感謝を表し、「今では皆さんのことをスタッフ、関係者のように思っております。もし第3弾があれば、その時はまたよろしくお願いします」とキャスト同様、『神様のカルテ3』に意欲を燃やしていた。

『神様のカルテ2』
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