「君が獣になる前に」(C)テレビ東京

 北山宏光が主演するドラマ「君が獣になる前に」(テレビ東京系)の第1話が、5日に放送された。

 本作は、さの隆氏の同名漫画を原作に、ドラマオリジナルの脚本で実写化。人が持つ闇や獣性を描き、人間の暗部をとことんえぐる戦慄のノワール・サスペンス。北山は「TOBE」に移籍後、初の地上波ドラマ出演となる。(※以下、ネタバレあり)

 第1話では、「The Beast」と呼ばれる史上最悪の毒ガステロが発生。テロの犯人は神崎一(北山)の幼なじみである若手人気俳優・希堂琴音(玉城ティナ)だった。

 神崎は、琴音と仲が良かった若手俳優の宮ノ森真由(鳴海唯)、人気俳優のジュンペイ(吉村界人)、実業家の大久保玄奘(高橋光臣)、琴音のマネジャー・塩見優(戸田菜穂)と共に犯行動機を調べ出すが、その途中、風船ガムをかんでいる謎の女性・ガム女(ベッキー)に銃殺されてしまう。

 しかし、気が付くと神崎は「The Beast」発生当日にタイムリープしていた。意を決して走り出した神崎の先には、まだ「獣」になる前の琴音がいて…。

 放送終了後、SNS上には、「鳥肌が立つくらい衝撃的で引き込まれる話だった。琴音の動機が気になり過ぎる」「何回見ても新しい発見があったり、感情が伝わってきて面白いし、ソクゾクする。これはハマった」「タイムリープという現実離れした設定ながら、『ただ離婚してないだけ』のチームが集結しているから映像がリアルでいい」「衝撃的なスタートで、ハラハラドキドキしながら見た。第2話も楽しみ」などの感想が投稿された。

 また、「北山くんの演技が最高にヤバい。追い込まれる役がやっぱり上手い」「冒頭の目のアップのシーンから一気に引き込まれた。北山くんの演技もナレーションもいい」「落ち着いたナレーションと真逆の衝撃的なシーンが続きながら、北山さんの表情管理の巧みさ、繊細な目の動きと演技力が光り、心をつかまれた」など、北山の巧みな演技に称賛の声が集まった。