世界で一番新しいIKEAストアは、新しいことがいっぱい!

取材をした4月7日は、IKEAファミリーメンバー向けのプレオープン日。ストア内でスタッフたちが慌ただしく準備をしている最中、一足先に内部を見てまわらせてもらいました。

 

IKEA立川店では、周辺住民のニーズを積極的に取り入れているのが大きな特徴。立川に住む一般家庭を実際に調査して、展示方法や在庫管理を決定しているそうです。ショールームには54のルームセットと、6つのホーム(家の間取りをそのまま再現したもの)を用意。具体的な部屋のイメージがわきやすい展示ばかりです。

グローバルスタンダードをかかげるIKEAでは、どこのストアでも基本的に同じデザインが採用されています。なので、IKEA立川店も他のストアとほぼ同じ作り。しかし、世界で一番新しいこのIKEAストアには「新しい試み」もたくさん盛り込まれていました。

 

新鮮だったのがフロアの作り。日本に存在する他のストアは2階にショールームがあり、1階にマーケットホールが存在します。しかし、IKEA立川店では両方が2階のワンフロアーにまとめられ、1階は商品をピックアップするセルフサービスエリアのみとなっています。

 

また、IKEA立川店で初導入となる「ワンストップショッピング」。

規定の段ボールに収められる小物や雑貨であれば、商品の会計を配送センターで一括で行うことができる新しいシステム。何度も列に並ぶ必要がないのは嬉しい限りです。

 

 

IKEA立川店は公共交通機関での来店に特化した次世代ストア

  

IKEA立川店では「有料駐車場」が導入されています。料金は、買い物の有無にかかわらず一律1000円。有料の理由は近隣の渋滞緩和を考えて、できるだけ公共交通機関を利用しての来店を促進させるため。その代わり、電車で来店する人にはいくつかの特典も用意されています。その一つが「電車でイケア」キャンペーン。

4/10~6/10までの間に、電車かモノレールを使ってIKEA立川に行く際に、JR立川駅、多摩モノレール高松駅、立川北駅のどこかでIKEAのモバイルサイトにアクセス。その場でFacebookを使って「チェックイン」をすると、店頭レジにて「IKEA限定のパスケース」を先着10000名様にプレゼントのこと。電車で行く予定がある人はぜひ試してもらいたいキャンペーンです。

サスティナビリティへの取り組みも積極的なIKEAですが、立川店では大規模な太陽光発電(メガソーラー)と、地中熱利用による空調システムで、2020年までには再生可能エネルギーのみでの運営を目指しているとか。これが実現したらスゴいことです!

まるでテーマパークのように、大人も子供も一日中楽しめる「IKEA立川店」。都内からのアクセスの良さも考えると、今までIKEAに行ったことがない人でも気軽に買い物が楽しめるストアになっているはず。詳細は公式サイト(http://www.ikea.com/jp/ja/store/tachikawa)からどうぞ。

デザイン、アート、インテリア関連の記事を中心に執筆をするフリーライター。インドア系ライフスタイルメディア「roomie」でも執筆。国内外の人に教えたくなるような小躍りする情報を紹介予定。