「うちは子どもがいないので、それぞれの収入から生活費を出したらあとは自由に使っています。
僕も妻も友人が多く月に一度は飲みに出るのですが、誰と行くかはその都度妻に知らせていて、浮気などはもちろん考えていません。
妻も同じように男性の知り合いはちゃんと話してくれるし仲を疑うことはないけれど、たまに面倒だなと思うのは僕が女性と飲みに行くとき。
ふたりきりじゃないし行くお店も本当のことを伝えているのに、『あなたが既婚ってことは知っているの?』『私のことは話しているの?』と女性の状態を気にするのですよね。
『ちゃんと話しているよ』と返すけれど、相手が独身だと仲良くなることを警戒するのがよくわかるので、行きづらいなと思うときがあります。
仕事で知り合った独身の女性と同僚たちと居酒屋に行く話が出て、妻に話したら『何が起こるかわからないし、やめてほしいな』と嫌な顔をされたときは、本当にうんざりしました。
『僕が浮気すると思っているんだね』と返したら『そうじゃないけど』って、疑っていないのならどうして気持ちよく送り出せないのか、仕事の付き合いなどもあるのに想像できない妻を見ると離婚を考える瞬間がありますね。
束縛も、度が過ぎると本当に嫌なことしかないと実感します」(38歳/総務)
子どもがいないと自由な時間は多いですが、友人たちとの付き合いにうるさく口出しをされると窮屈さを覚えます。
女性がいる飲み会に、関係性を無視して一方的に「やめてほしい」と言われても、心の狭い妻への愛情のほうが薄れていきますよね。
夫婦だからこそ、束縛より信頼する気持ちを伝えるのが夫の関心をより引き付けるといえます。