『ニコニコ超会議3』オフィシャルサイトより

――そういったニコニコ初心者はどんな風に『超会議』を楽しんだらいいのでしょうか。

栗原「メジャーな企画やブースも多くありますし、ニコニコを知らなくても普通に回るだけで楽しいと思いますよ。オフィシャルサイトにおすすめコースもあるので、ぜひそちらを見てほしいですね。サイトには前回の様子や出展企業ブースの情報も多くあるので、当日の前に『超会議』の熱気や勢いを感じていただければと思います」

――これだけブースが多岐にわたっていると、オフィシャルサイトを作るのも苦労しそうですね。

栗原「そうですね。トップページの画像でも、しんかい6500が出てきた後にダイオウグソクムシが出てきて、その後に『踊ってみた』が出てきて……もうよくわからないですよね(笑)。それが『超会議』の面白さでもあるので、超会議のお祭り感を感じていただけたらと思います」

下村「ニコニコの特徴って多様性なんですよね。宇宙も深海もゲームもアニメも何でもある。だから、これといった目的がなくてもふらふら歩いているだけでも何かしら刺さるところはあると思います」

――アパッチといえば、どうやって持ってくるのか気になっていたのですが……。

長谷川「アパッチはめちゃくちゃ大変だったんですよ。実は着陸できないってことになっていまして、ここ1週間くらいの懸案事項でした。自衛隊さんも配慮してくれて、「代わりに小さいヘリを持ってきましょうか」とまで言っていただいたんですが、もう発表もしたし絶対に入れないとまずい。いろいろ検証した結果、いろんな工夫や知恵を絞ってやっと搬入することが出来るようになりました。最初は牽引車でスマートに運び込むつもりだったんですけどね(笑)」
 

昨年の『ニコニコ超会議2』の模様
拡大画像表示

――そ、それは大変ですね。しんかい6500はいかがですか?

長谷川「しんかい6500は当たり前ですけど、普段陸に上がることがないので、陸揚げする港や業者も限定されているんですよ。どう上げるのかとか、保険はどうするのかとか、どのルートで運ぶのかとか、こちらもかなり大変でしたね」

――発表してから運搬方法を考えているように見えるのですが……。

長谷川「そうです。発表してから考えています(笑)」

――超パーティーについても伺いたいのですが、昨年よりも人数がまた増えていますよね。

阿部「ええ、200名ほど……」

――さらっと言いましたけど、200名追加っていったら大変ですよ?(笑)

阿部「もう感覚が麻痺しちゃってますね(笑)」