JR西日本とLuup、ポート導入エリアの拡大がまちづくりに与える効果を検証する取り組みを開始

西日本旅客鉄道(JR西日本)とLuupは6月25日に、JR西日本沿線エリアの発展と利便性向上を目指して、「LUUP」のポート導入エリアの拡大(山陽本線朝霧駅エリア)と、その効果検証に取り組むことを発表した。

朝霧駅エリアに設置 駅とまちを繋ぐ新しい移動手段を提供

Luupは、「街じゅうを『駅前化』するインフラをつくる」というミッションを掲げて、電動キックボードや電動アシスト自転車といった電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を提供している。

またJR西日本とLuupは、大阪での「LUUP」の提供開始時(2021年4月)より連携して、安全講習会の開催や主要駅への「LUUP」のポート設置などを通じて、まちの活性化に取り組んできた。

今回発表された両社による取り組みでは、朝霧駅エリア(兵庫県明石市)での実証実験として、朝霧駅および周辺の集合住宅や商業施設などにポートを設置して、駅とまちを繋ぐ新しい移動手段を提供することによって、利便性やアクセス性を向上させ、本来のまちが持っている居住地やお出かけ先としての魅力の発見に貢献する。

ポートを設置することで、駅やまちの不動産の空きスペースが活用されるとともに、利用者の利便性向上、まちの回遊性の向上にも寄与することが期待されている。