男性ストリッパーの世界を描く『マジック・マイク』の続編の内容が、少しだけわかった。主演とプロデューサーを兼任するチャニング・テイタムによると、続編は、ストリッパーのコンベンションが舞台になるらしい。テイタムは俳優になる前、男性ストリッパーをやっていた時期があり、そもそも『マジック・マイク』は彼自身の経験にもとづいて生まれたものだが、ストリッパーのコンベンションも、自ら体験しているという。仮のタイトルは、『マジック・マイクXXL』。

1作目を監督したスティーヴン・ソダーバーグは、『恋するリベラーチェ』を最後に引退宣言をしており、続編も、監督をするつもりはないようだが、プロデューサー、撮影監督、編集としてたずさわるそうで、実際にはほぼ監督に近い役割を担うことになりそうだ。

テイタムの最新主演作は、先日、カンヌ映画祭でプレミア上映された『Foxcatcher』。批評家から大絶賛されたこの作品は、オスカーレースでも健闘しそうな気配だ。

文:猿渡由紀