映画『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』が、2024年8月9日(金)に日本公開決定。
前作に続き監督・脚本を務めた、リース・フレイク=ウォーターフィールド氏にオンラインで単独インタビューを行いました。
話題のホラー映画に早くも続編が公開
2023年に公開されたスラッシャーホラー『プー あくまのくまさん』。
超低予算映画ながら、話題性だけでヒットし、全世界で製作費の100倍という500万ドル以上を稼ぎ出しました。
まさかのヒットを受けて第2弾の製作が決まり、予算は10倍に増大。
『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』として早くも公開となりました。
「クマのプーさん」のアメリカでの著作権切れを受けて製作され始めたシリーズには、凶暴化したプーたちが悪役として登場。
『プー2』には、新たにティガーやオウルも恐ろしい姿で登場します。
“原作”も“ディズニー”もくまのプーさんを知り尽くすプーマニアのライターが、監督に直接話を聞きました。
モチーフは原作?ディズニー?
――原作「クマのプーさん」の著作権が切れて映画化されました。しかし、今作でのプーたちのキャラクターデザインは、まだ著作権が切れていないディズニーのデザインがモチーフですよね?
モチーフはその通りです。
原作のプーさんやディズニーのプーさんは、もっと明るくてフレンドリーでいい子ですが、私が作ったプーはそうではありません。
彼はもっと怖くて、人を殺して復讐したがります。
だから『プー1』では、おふざけで、ホラー・コメディみたいな路線にするつもりでした。
『プー2』ではもう少しトーンを変えて、プーをもっと怖くて、もっと威嚇的な存在にしました。