ケンコーマヨネーズはポテトサラダをはじめ、じゃがいもを使用した商品を多数開発・販売。2015年からは、自社でじゃがいもに関する勉強会を実施しており、今回で開催10回目を迎えました。
東京本社会場の様子
ケンコーマヨネーズ株式会社(東京本社:東京都杉並区、代表取締役社長:島本 国一、以下「当社」)は、8月2日(金)に当社東京本社とオンラインにて、じゃがいも/馬鈴薯(ばれいしょ)に関する勉強会「ケンコー馬鈴薯フォーラム2024」を開催しました。
8月4日は「ば(8)れい(0)しょ(4)」と読む語呂合わせから、北海道産馬鈴薯の消費拡大を目的としてホクレン農業協同組合連合会が『北海道ばれいしょの日』を制定しています。当社ではポテトサラダをはじめ、馬鈴薯を使用した商品を多数開発・販売しております。その上で、“安定した生産と品質を確保することが、持続的な成長に重要”という認識のもと、2015年から毎年「ケンコー馬鈴薯フォーラム」と題し、同日に合わせてじゃがいもに関する勉強会を実施しており、今回で開催10回目を迎えました。
当日は当社従業員のほか、帯広畜産大学バレイショ遺伝資源開発研究室の学生も北海道や留学先の海外から参加。対面とオンライン合わせて約40名が参加しました。
帯広畜産大学バレイショ遺伝資源開発研究室 について
2013年4月に北海道馬鈴しょ協議会など関係5機関と共同で、帯広畜産大学内に寄附講座「バレイショ遺伝資源開発学講座」の開設に参画しました。将来にわたって安定持続的でかつ安全・安心な馬鈴薯を生産するために、ともに教育研究活動を行っている研究室です。
~ケンコー馬鈴薯フォーラム2024 実施概要~
事業開発本部研究部の部員の講演では「五大作物と馬鈴薯」をテーマに、五大作物(小麦、米、コーン、大豆、馬鈴薯)がそれぞれ辿ってきた歴史にはじまり、世界の生産地、収穫量の推移、各作物の特徴などについて講演。後半には、雑種強勢(系統が遠いものを組み合わせると両親より優秀な形質を示す)を例に出して説明し、品種改良のポイントを紹介するなど、研究目線の知見が詰まった内容となりました。
商品本部購買部の部員の講演では、購買はポテトサラダの主要原材料である馬鈴薯を各所から安定的に調達することが必要不可欠であると語り、その視点から近年における国内の馬鈴薯事情と、馬鈴薯の生育に影響を与える病気や障害についての講演を行いました。
また特別講演として、ともに馬鈴薯に関する教育研究活動を行う帯広畜産大学バレイショ遺伝資源開発学研究室 實友玲奈准教授からは、遺伝資源の利用と世界の馬鈴薯研究の動き、美味しい馬鈴薯を永続的に使うために必要な育種技術(種芋ではなく種子で生産することや育種の課題)について、ご講演いただきました。
講演ののち東京本社会場では、一般市場になかなか出回ることのない馬鈴薯4品種と、当時の資料から再現した明治・大正時代のポテトサラダについて、参加者で試食と意見交換を行いました。
(左)馬鈴薯4品種の比較 (右)明治・大正時代のポテトサラダの再現
当社は、食品産業の発展と持続可能な社会の実現に向けて、今後も原材料をはじめ食に関わる研究に注力し、従業員の知識向上とより良い商品づくりに努めてまいります。
ケンコーマヨネーズ株式会社
社名 :ケンコーマヨネーズ株式会社
代表者 :代表取締役社長 島本 国一
所在地 :東京都杉並区高井戸東3-8-13(東京本社)
創立年月 :1958年3月
資本金 :54億2,403 万円(2024年3月末時点)
主な事業内容 :マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品、サラダ・総菜類等の食品製造販売
URL :https://www.kenkomayo.co.jp/
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