ベトナム7号店・ベトナム中部エリア1号店となる「イオンモール フエ」が9月21日にオープン

イオンおよびイオンモールは9月21日に、ベトナム社会主義共和国7号店、ベトナム中部エリア1号店となる「イオンモール フエ」をオープンする。

経済発展が期待できるエリアで出店

「イオンモール フエ」が出店するフエ市は、トゥア・ティン・フエの省都であり65万人の人口を有している。ベトナム最後の王朝であるグエン朝時代の王宮や、歴代皇帝の帝陵からなる世界遺産「フエの建造物群」をはじめ、美しい寺や美術館といった観光資源を豊富に持つ古都で、文化施設や教育施設も数多く集積する文化教育都市としても知られる。

さらに、2021年には市域が拡張され中央直轄市への格上げも検討されるなど、今後も経済発展が期待できるエリアで、出店場所はフエ市東部の大規模開発エリア内に位置しているため、フエ市人民委員会の新庁舎といった行政施設、オフィスビル、レジデンスなどの開発が計画されている。また、住宅が密集する新市街地に隣接するニューファミリー層および中間所得層が多く住むエリアでもあることから、今後さらなる人口増加が見込まれる。

「イオンモール フエ」は、フエ市最大規模となる総賃貸面積約5万1000平方メートルに約140店舗を出店し、全店舗のうち約70%(83店舗)が同市初出店となる。中部エリア初出店となる総合スーパー「イオン」をはじめ、ファッションやインテリア、家電、アミューズメント施設といった、バラエティ豊かな専門店が集結して新たなライフスタイルを提案する。あわせて、地域最大級となる駐車台数約1200台、バイク駐車台数約8000台を備えている。

施設内には、緑あふれるサンクンガーデン、3・4階に広がるテラスストリート、開放的なレストランゾーンといった多彩な交流空間を設けるとともに、1万本を超える樹木を植樹するほか、館内各所に自然を感じられる空間を設ける。

あわせて、館内各所に設置するデジタルサイネージを通じて情報発信を行うほか、プロジェクションマッピング、スマートロッカーとともに、フエ市では珍しいコワーキングスペースも導入する。さらに、無料の無線LANやスマートフォンの充電スポット、電気自動車・バイクの充電ステーションといった、利便性の高いサービスを用意している。

なお「イオンモール フエ」は、ベトナムのショッピングモールとしては初となる、「LOTUS GOLD」(環境ビル認証)と「EDGE認証」(グリーンビルディング認証)の同時取得を予定する。

「イオンモール フエ」の営業時間は、平日が10~22時、土日が9~22時で、年中無休。