著者&小説紹介クリエイター・けんご氏からコメント到着!
誰かと手を繋がないと死ぬ!友情とスクールカーストを描くエンタメ大作!!
この度、木爾チレン(きな・ちれん)氏の『二人一組になってください』が9月19日に双葉社より発売となります。木爾氏は2021年刊行の『みんな蛍を殺したかった』が大ヒット。線路に飛び込んで死んだ美少女・蛍の悲劇と真相を描き、若いSNS世代を中心に反響を呼びました。本作は繊細な女子高生の人間ドラマとスクールカースト、無自覚の悪意によるいじめをテーマにした新しいデスゲーム小説となっています。発売に際して、木爾氏の夫である小説紹介クリエイター・けんごさんもコメントを寄せ、早くも注目を集めています。
《あらすじ》
「このクラスには『いじめ』がありました。それは赦されるべきことではないし、いじめをした人間は死刑になるべきです」――とある女子高の卒業式直前、担任教師による【特別授業(ゲーム)】が始まった。突如開始されたデスゲームにクラス27人全員が半信半疑だったが、余った生徒は左胸のコサージュの仕掛けにより無惨な死を遂げる。自分が生き残るべき存在だと疑わない一軍、虚実の友情が入り混じる二軍、教室の最下層に生息し発言権のない三軍――。生き残って卒業できるのは果たして誰か?
《著者について》
木爾チレン(きな・ちれん)1987年生まれ、京都府出身。2009年、大学在学中に執筆した短編小説「溶けたらしぼんだ。」で「第9回女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞。12年に『静電気と、未夜子の無意識。』でデビュー。21年に『みんな蛍を殺したかった』が大ヒット。他の著書に『私はだんだん氷になった』『神に愛されていた』などがある。2023年に小説紹介クリエイターのけんご氏と結婚した。
【著者の木爾チレン氏よりコメント】
学生時代、あなたは教室においてどんな生徒でしたか? 「二人一組になってください」この言葉に怯えたことはないですか? この物語は、私が教室の最下層で息をしていたからこそ思いついた、デスゲーム小説です。ぜひ、登場する生徒たちと一緒に「無自覚の悪意」について考えてもらえたらうれしいです。
【小説紹介クリエイター・けんごさんよりコメント】
あなたはこのクラスの誰に共感し、誰を憎み、誰を救いたくなるか――。
彼女たちが迎える最期を目にしたとき、胸が熱くなりました。
木爾チレンという小説家の“進化”を感じることができるデスゲーム小説です。
【精文館書店中島新町店 久田かおりさんよりコメント】
SNSによっていじめの形は変わった。わかりにくさ、と見えにくさ。その中で今を必死に生き延びようとするのは「罪」なのか。体育の授業で、あるいは教室で、何気なく発せられる「二人一組になってください」という指示。そこに存在する「悪意」をここまで赤裸々に描き出す、木爾チレンの冷徹な視線と、そして求め続ける希望への意思を感じた。
書誌情報
書名:二人一組になってください
発売元:双葉社
発売日:2024年9月19日
定価:1815円(税込)
判型:四六判
ISBN:784575247688
https://www.futabasha.co.jp/book/97845752476880000000
【試し読み】
https://colorful.futabanet.jp/articles/-/3477
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