数年前にパワースポットブームが起きてから、当たり前のように寺社仏閣に足を運ぶ人が増えています。とても素晴らしい事ですが、更に2013年は、三重県の伊勢神宮と島根県の出雲大社が「遷宮(せんぐう)」を行った事で話題になりました。そのため、「遷宮」という言葉が馴染み深く感じられた人も多かったのではないでしょうか?

「遷宮」とは、神様の神殿を新しくして、そこに遷って頂くという大事な儀式。伊勢神宮と出雲大社では、遷宮で新しくなった神殿からリフレッシュして増大されるというパワーを授かろうと、多くの人が参拝したと思います。2013年は密かな遷宮ブームの年となりました。

遷宮というのは、実は昔はどこの神社でも行われていた儀式でした。現在では、経済的事情などもあって、実際に実施している神社は少なくなったといいます。しかし、その強力なパワーに運気の後押しをしてもらえるだけでなく、その神社の歴史や神社の価値を知るためにも「遷宮」のような儀式は、定期的に行ってほしいし、日本に住む人々にその存在に注目してほしいイベント。できれば、このまま遷宮ブームを落ち着かせず、後世にこの素晴らしい文化を残していけないかと感じます。

でも、「伊勢神宮と出雲大社の遷宮ブームに乗り遅れたわ。」という人もいるかもしれません。しかし、ご心配なく。実は2015年に日本の代表的な観光地・京都で、大きな遷宮の儀式が予定されています。その神社とは、観光地としてあまりにも有名で、強力な縁結びスポットとして有名な場所です。