中川翔子

歌手でタレントの中川翔子が29日に都内でハリウッド超大作『トランスフォーマー ロストエイジ』日本語吹替版の公開アフレコに臨んだ。劇中シーンを再現し、シカゴ上空800メートルに見立てたステージで、マイクに向かい「オプティマス・プライム様と共演するという日々の妄想が実現し、幸せでございます」。“共演”するオプティマス・プライムから「なかなかうまいじゃないか」と褒められると、「体中の細胞が熱を上げるくらい刺激的」と興奮しきりだった。

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映画は、スティーブン・スピルバーグとマイケル・ベイがタッグを組み、故郷を失い地球にやってきた謎の金属生命体“オートボット”と“ディセプティコン”の争いを描いた人気アクションシリーズの最新作。第4作目でキャストを一新し、発明家のケイド(マーク・ウォールバーグ)ら人類と、正義のリーダーであるオプティマス・プライムらが手を組んで、地球外より襲来した新たな敵のロックダウンと戦いを繰り広げる。

中川はケイドの娘・テッサ(ニコラ・ペルツ)を演じ、ハリウッド映画のヒロインとしては声優初挑戦。「あちらのティーンネイジャーはクールで大人っぽいので、中二脳が爆発している私には、テンションを抑えるのが難しかった」といい、アフレコ経験豊富な中川にとっても新たなチャレンジになった様子。

幼少期からテレビアニメやファミコンソフトで『トランスフォーマー』の世界に触れてきたといい、「オプティマス様が自分の命や思いを犠牲にしてでも、大切なものを守ろうとする姿に、心の強さを教えてもらった。私も強くならなきゃ」。シリーズ最新作を「これぞ人類の進化の形。宇宙最先端の映像と、未知の興奮を味わえるので、映画館で応援しましょう。見なきゃ人生損するよ!」と熱っぽくアピールしていた。

本作は先週、全世界37か国で封切られ、全米では『GODZILLA ゴジラ』を超える本年度のオープニング記録(4160万ドル)を樹立。また洋画史上最大のオープニング記録をマークした中国をはじめ、ワールドワイドも絶好調で早くも累計1億2160万ドルを稼ぎ出している。

『トランスフォーマー ロストエイジ』
8月8日(金) 全国ロードショー