
マイケル・ベイ監督が手がける超大作シリーズの最新作『トランスフォーマー ロストエイジ』が全米興収ランキングで2週連続首位を獲得するなど全世界的にヒットを記録している。最新作ではシリーズで最も熾烈な戦いが描かれるが、このほど劇中のアクションとドラマが凝縮されたスポット映像が公開になった。
トランスフォーマーは巨大なロボットのように見えるが、人間が操縦するわけではなく、意思をもった金属生命体だ。彼らは生まれ育った遠い星を戦争で失い、地球にやってきた。悪のトランスフォーマー“ディセプティコン”は地球の侵略を目論むが、オプティマス・プライム率いる“オートボット”は美しい地球とそこで暮す人間を守るために立ち向かう。帰る故郷のないオプティマスにとって地球は“新たな故郷”だからだ。
しかし、最新作では人間たちがトランスフォーマーすべてを“敵”とみなして取り締まりを開始。人間のために戦ってきたオプティマスたちは乗り物に姿を変えて身を潜めている。そこへ新たな敵“ロックダウン”が襲来。これまでの敵とは比較にならないほど非情なロックダウンの目的は“人類滅亡”だ。このほど公開された映像ではマーク・ウォールバーグ演じる主人公ケイドがオプティマスに「信じてくれ。俺たち人間の可能性を」と語りかけ、オプティマスも人間に追われる立場でありながら、人間の“可能性”を信じて戦いを繰り広げる。
映像には建造物や自動車を吸い込む巨大な宇宙船やトランスフォーマーたちのアクロバティックな戦闘シーン、恐竜型トランスフォーマーの“ダイナボット”が大暴れする場面が次々に登場し、ケイドらも自ら武器をとって巨大な敵に立ち向かう。トランスフォーマーは人間を信じて戦い続けられるのか? 人間はトランスフォーマーが命をかけるだけの“可能性”を持ち続けられるのか? 最新作ではこれまで以上に人間とトランスフォーマーの“友情”が描かれることになりそうだ。
『トランスフォーマー ロストエイジ』
8月8日(金) 全国ロードショー