RIZAPは10月15日に、同社が運営しているコンビニジム「chocoZAP(チョコザップ)」を活用して進めている企業や自治体と連携したコンビニジム普及活動の一環として、クボタの研究施設であるグローバル技術研究所(大阪府堺市、KGIT)内に出店した。
従業員の運動不足解消やコミュニケーションを活性化
「chocoZAP クボタ グローバル技術研究所店」として運営を開始。単独企業内の従業員向けchocoZAPとしては今回が初出店となる。
今回のKGIT内へのchocoZAP出店は、クボタの人的資本戦略の重要な基本方針の一つである健康経営の推進の一環として、KGITで勤務する従業員の健康増進を図る施策として誘致されたことによって実現した。
chocoZAPが出店したことで、従業員が仕事のスキマ時間などに手軽に運動を取り入れてリフレッシュしたり、健康習慣を身につけたりすることによって、生産性向上につなげることを目指している。
クボタにとっては、chocoZAPを誘致することで運動器具のメンテナンスに関するコストをアウトソースできるほか、靴の履き替えや着替え不要なので手軽に利用可能で、業務のスキマ時間などにおけるリフレッシュとして多くの従業員の利用が見込まれ、コミュニケーションが偶発的に起こるような施設になることも期待される。
さらに、chocoZAPへの入退館の記録がすべてデータで可視化されるとともに、利用者にはスターターキットとして体組成計やヘルスウォッチが提供され、それらから得られたデータを活用することで、いつ・誰がchocoZAPを利用したのかの定量的なデータや、利用者の体組成の変化を確認できるようになる(従業員のヘルスケアデータは、従業員の同意の下で行われる)。
今回のKGIT内へのchocoZAP出店を機に、クボタとRIZAPは法人契約を結んでおり、KGITの従業員には特別価格で全国のchocoZAPを利用可能なプランが提供される。
また、「chocoZAP クボタ グローバル技術研究所店」は特例として、クボタ社内の意見を取り入れつつサービス設計を行ったため、設置サービスをクボタとRIZAPにてディスカッションするプロセスを重ね、設置するサービスを決定した。その結果、クボタ×chocoZAPのコラボレーションによる、他にはないユニークな店舗となっている。
一方RIZAPでは、少子高齢化による従業員の高齢化や労働力不足といった企業の課題に対するソリューションとして、企業と提携したchocoZAPの出店を強化。chocoZAPの導入を通じて従業員の運動不足解消やコミュニケーションの活性化、アプリや利用データを活用したデータヘルスの実現、遊休スペースの有効活用や施設運営の省人化を実現し、企業の生産性向上に貢献する。さらに、健康経営や人的資本経営の推進をサポートして、企業の持続的な発展を支援していく。
「chocoZAP クボタ グローバル技術研究所店」の営業時間は、平日5時~22時。なお、クボタ施設内のため一般のchocoZAP会員は利用できない。