ロン・ハワード監督が、ビートルズがツアーをしていた時代のドキュメンタリーを製作・監督することになった。ポール・マッカートニー、オノ・ヨーコ、リンゴ・スター、オリヴィア・ハリスンが協力するほか、ナイジェル・シンクレア、ハワードの長年の製作パートナー、ブライアン・グレイザーも、プロデュースに携わる。

その他の情報

映画は、ビートルズがツアーをして回っていた1960年から1966年に焦点を当てるもので、ファンが撮影したものも含め、大量のコンサート映像を使用する予定。ハワード監督によると、映画にはおそらく12曲から20曲程度の歌が出てくることになるらしい。

ハワード監督は長年のビートルズファン。今作の企画は、シンクレアがプロデュースする『ラッシュ/プライドと友情』をハワード監督が撮影している時に具体化したもの。シンクレアは過去にも音楽のドキュメンタリーを多数手がけている。製作は、来年末までの劇場公開を目指して進められる。

文:猿渡由紀