阪急交通社、旅行は「計画的派」か「行き当たりばったり派」を尋ねたアンケート調査の結果を発表

阪急交通社は11月6日、全国の20代以上の男女を対象に実施した旅行の仕方に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は7月10~19日の期間に行われ、549人から有効回答を得ている。

旅行は「計画的派」が「行き当たりばったり派」の倍以上に

20代では4割近くが「行き当たりばったり派」

調査対象者に、旅行に関して「計画的派」か「行き当たりばったり派」かを尋ねたところ、「計画的派」は57%、「行き当たりばったり派」は21%と、「計画的派」が「行き当たりばったり派」の倍以上となった。

年齢が上がるほど「計画的派」が増える傾向に

旅行に関して「計画的派」か「行き当たりばったり派」かに関する回答を年齢別でみると、年齢が上がるほど「計画的派」が増えており、60歳以上では「計画的派」が7割超を占めている。一方、20代では4割近くが「行き当たりばったり派」だった。

「計画的派」「行き当たりばったり派」それぞれを選んだ理由を、自由に答えてもらったところ、「計画的派」の人からは「計画的でないと、自分が行きたいスポットを訪れたり、食べたいものを食べたりすることができないから」「現地で調べたり決めたりする時間がもったいない。あらかじめ徹底的に調べて、そのなかからベストな場所を効率よく観光したい。旅行後、後から自分が行きたい名所やお店を知って後悔したくない」といった意見が寄せられている。

一方の「行き当たりばったり派」の人からは「計画を立てても、計画通りの時間配分にならなかったり、知らなかった名所などに出会ったりすることも多いので、臨機応変に楽しむようになった」「ひょんな出会いが面白い」「その場でのフィーリングが大切だから」といった意見が寄せられた。

宿泊施設や交通手段は半数超の人が事前に決めているものの、

食事の場所を事前に決めている人は15%に留まる

旅行の計画をどれくらい決めているかについて、項目ごとに答えてもらった質問では、宿泊施設や交通手段に関しては事前に「決めている」人が半数超に達している。一方で、食事の場所を事前に決めている人は15%に留まった。