島根県立美術館では、12月11日(水)より「第71回日本伝統工芸展」を開催いたします。


第71回日本伝統工芸展 日本工芸会総裁賞 鐡地象嵌花器 原 智

 島根県立美術館では、12月11日(水)より「第71回日本伝統工芸展」を開催いたします。70年の歴史を持つ日本伝統工芸展は、日本の優れた工芸技術の保護育成を目的に開催されてきました。全国の作家より応募された多数の作品の中から、厳正な審査を通過した作品が11会場で展示されます。作品は陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門にわかれており、それぞれに技術を磨き新たな表現を追求しています。
 今年は、山陰地方に在住する作家の作品が、過去最多の16点入選する快挙を果たしました。22回目となる松江展では、地元山陰在住作家の作品はもちろんのこと、重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品41点や、受賞作16点を含む270点を一堂にご紹介します。
 皆様のご来場を心よりお待ちしています。

1.開催概要 
展覧会名/ 「第71回日本伝統工芸展」
会期/ 令和6年12月11日(水)~12月25日(水) 会期中無休
    10:00~18:30(展示室への入場は18:00まで)
主催/ 島根県、島根県立美術館、島根県教育委員会、公益財団法人しまね文化振興財団、NHK松江放送局、朝日新聞社、山陰中央新報社、公益社団法人日本工芸会、SPSしまねグループ
後援/ 鳥取県、鳥取県教育委員会、公益財団法人しまね産業振興財団
助成/ 令和6年度文化庁補助事業
観覧料/ 高校生以下無料
〔オンラインチケット/ローソンチケット・Lコード61338〕※11/11(月) 販売スタート
伝統工芸展のみ 一般700円
伝統工芸展+コレクション展セット 一般850円
オンラインチケットはこちらから
https://www.shimane-art-museum.jp/ticket/
〔当日券〕
伝統工芸展のみ 一般800円(640円) 大学生600円(480円)
伝統工芸展+コレクション展セット 一般950円(760円) 大学生700円(560円)



第71回日本伝統工芸展 高松宮記念賞 木芯桐塑和紙貼「あかばな」満丸 正人

※(  )は20名以上の団体料金
※次の方は、企画展・コレクション展とも観覧無料
・学校教育活動による観覧の引率者・幼稚園、保育所の活動による観覧の引率者
・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳をお持ちの方(付き添いは手帳をお持ちの方ひとりにつき1名まで無料)
※ミライロID(障害者手帳アプリ)がご利用いただけます。

2.関連事業
●記念講演会【聴講無料】
日時/ 12月15日(日)13:30~(13:00開場/約60分)
講師/ 宮本 貞治〔木工芸作家、重要無形文化財保持者「木工芸」(人間国宝)、京都美術工芸大学 特任教授〕
演題/「木工芸-素材の魅力と表現の美-」         
会場/ 美術館ホール(190席/当日先着順)
※ホールでの講演終了後、企画展示室で宮本氏による木竹工部門の作品解説を行います。



第71回日本伝統工芸展 栃拭漆斜線紋飾箱 宮本 貞治

●ギャラリートーク【要企画展観覧料】
日時/ 12月14日(土)【染織】福井 禎〔日本工芸会正会員〕(倉吉市)
    12月15日(日)【木竹工】宮本 貞治〔重要無形文化財保持者・本展第一次鑑査委員〕
    12月21日(土)【陶芸】吉田 幸央〔本展第一次鑑査委員〕
    12月22日(日)【諸工芸】氣賀澤 雅人〔本展第一次鑑査委員〕
    各日14:00~(ただし15日は講演会終了後)
会場/ 企画展示室
●子ども向け普及事業「伝統工芸ー小学生鑑賞コース」(小学校団体解説)※県内参加校一部決定
日時/12月13日(金)10:00ごろ~
●子ども向け普及事業「伝統工芸ー高校生体験・鑑賞コース」(高校生講座)【陶芸】※県内参加校決定済
日時/12月13日(金)13:40~
講師/森 和之〔陶芸作家、日本工芸会正会員〕
●図録販売のご案内 
図録「第71回日本伝統工芸展」 価格:2200円(税込)
●クリスマスコンサート【鑑賞無料】
日時/ 12月22日(日) 1.13:00~ 2.15:30~ 
出演/ 松江プラバ少年少女合唱隊
会場/ 美術館ロビー



第71回日本伝統工芸展 硝子切子花瓶「海宮(かいぐう)」氣賀澤 雅人

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