ゼンリンミュージアム(福岡県北九州市、館長:佐藤渉)は、2025年6月の開館5周年に向けて、リニューアルを行います。その第一弾として、2024年12月7日(土)よりリバーウォーク北九州の商業棟4Fにエリアを拡張し、映像展示を視聴できるシアターを新設します。
■リニューアル概要
当館は、北九州市に本社を置く地図会社のゼンリンが手がける地図の博物館です。2020年6月に「地図文化の継承と振興」を目的に開館し、2025年の6月に5周年を迎えます。今後もお客様に展示をより深く楽しんでいただくための空間づくりを目指し、今回のリニューアルでは、現在のオフィス棟14Fに加え、アクセスしやすい商業棟の4Fにエリアを拡張。受付を移設し、常設展示の世界観を体験できる映像展示シアターを新設します。
■新設エリアの特長
受付後、14Fの展示をご覧になる前に、今回新設するシアターで「歴史を映し出す地図の物語」を再現したコンセプトムービーを視聴できます。当館の常設展示と併せてご覧いただくことで、展示ストーリーの理解がより深まります。
▲受付/シアター入口:ゼンリンミュージアムのコンセプトカラーと大航海時代の古地図をあしらい歴史を感じる世界観を演出
▲シアター:全20席のゆとりある空間。歴史を体験しているようなコンセプトムービーをご堪能いただけます
▲コンセプトムービー 「HARUKA 歴史を映し出す地図」:主人公がゼンリンミュージアムを訪れることで、地図にまつわる壮大な歴史を体験するストーリー
▲待機スペース : シアターの上映開始までは、古地図を読み解くポイントを紹介する展示をご覧いただけます
■ゼンリンミュージアムについて
■臨時休館のお知らせ
2024年12月7日(土)の4Fエリア拡張に向けて、2024年12月2日(月)~12月6日(金)は、臨時休館といたします。
■今後の取り組み
2025年6月の開館5周年に向けて展示内容をブラッシュアップし、新たな視点を加えてより理解を深めていただける展示への見直しを実施します。さらに、ご好評いただいているZキュレーターによるガイドツアーの実施日拡大など、ご来館いただくお客様により楽しんでいただけるよう刷新予定です。
また、エリア拡張や展示の見直し、資料の展示・保存環境の維持に必要な光熱費の高騰などにより、2025年6月に入館料の改定を予定しています。
<参考資料>
■「ゼンリンミュージアム」の常設展について (https://www.zenrin.co.jp/museum/)
常設展では、「歴史を映し出す地図の紹介」をコンセプトに、西洋製・日本製の日本地図を中心とした約120点の地図や資料を展示。それぞれの地図が作られた時代背景や作り手の思いとともに、地図の新たな魅力を発信しています。
▲ゼンリンミュージアム公式webサイト
【第1章】世界の中の日本
16世紀~19世紀に描かれた地図を中心に、キリスト教の布教による地図の進化と、鎖国体制が地図に与えた影響を紹介
【第2章】伊能図の出現と近代日本
多くの苦難を乗り越え、初の実測図として作られた伊能図が海外へ渡り、その後の日本に与えた影響を紹介
【第3章】名所図会・観光案内図・鳥瞰図の世界
正確さのもとに成り立つ、近代から現代にかけての様々な表現の地図を紹介
▲第1章 世界の中の日本
▲第2章 伊能図の出現と近代日本
■ゼンリンミュージアム公式グッズ
ゼンリンミュージアムで展示している古地図やロゴマークをデザインモチーフとしてあしらった公式グッズを(全13種)展開しています。
公式グッズは下記店舗にてお買い求めいただけます。
・Map Design GALLERY小倉
(https://www.mapdesigngallery.com/pages/kokura)
▲商品ラインナップ 13種:A4クリアファイル、コースター、ブックカバー、タオルハンカチ、マグネット、スマホリング、リングノート、ポストカード、ブック付箋、ラゲッジタグ、マスキングテープ、アクリルキーホルダー、一筆箋
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