アンダーライナーと秀逸に絡み合う、ディズニーの名曲たち

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パレードでは「アンダーライナー」と呼ばれる、曲を途切れさせないための、ベースとなる音楽が終始バックに流れています。

このアンダーライナーにピタリと合うようにアレンジされた、様々なディズニー映画の楽曲を見つけるのも、新パレードの毎回の楽しみでもあります。

その中でも特に今回珍しいものを、いくつか抜粋してご紹介します。

華やかな先頭フロート「夢の世界への入り口」

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まずは、ミッキーマウス率いる「夢の世界への入り口」ユニット。

中盤のメイン楽曲に、1977年全米公開の実写+アニメ映画『ピートとドラゴン』の「brazzle dazzle day」が使用されています。

ピートと、友達のドラゴンであるエリオットは「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」にも登場。

キャラクターだけは知ってる!と言う人も多いですが、『ピートとドラゴン』は、日本未公開の幻の作品。

劇中曲がパークのメインパレードで、こんなにも素敵なアレンジで聴けるなんて、実はかなりレアなのです。

「dazzle day=きらきら光り輝く日」と言うタイトルも、華やかなパレードの幕開けである「夢の世界への入り口」フロートに、ピッタリですね!

プーさんたちも夢を見る「不思議な夢の世界」

©Disney(撮影 / MezzoMiki)

続いては、チップとデールが先導する「不思議な夢の世界」ユニットより、くまのプーさんたちが登場するフロート。

メイン楽曲には「heffalumps and woozles(ズオウとヒイタチ)」が使用されています。

「プーさんのハニーハント」でも使われているので、聴き覚えのあるディズニーファンが多数だと思いますが、実はこの楽曲、原曲はかなり不気味な曲。

ですが、「ドリーミング・アップ!」では、ノリノリのアンダーライナーに乗せたダンスミュージック風のアレンジで、ガラリと違う印象に。

パレードに使用するには少し暗くて不気味かも…というような楽曲まで、見事なアレンジでとても格好良い仕上がりになっています!

2曲ともに、楽曲自体は少しマイナーなもの。

ですが「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」、「プーさんのハニーハント」と言う、パークで大人気のコンテンツに使用されているため、誰もが1度は耳にした事があるはず。

日本のディズニーファンに、自然と耳なじみのある楽曲を使用することで、安心感とノリやすさを狙っているのかもしれませんね。

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