サムスン電子ジャパン株式会社の最新Androidタブレットである「GALAXY Tab S」が8月1日に発売された。今回の同社の製品は同社のタブレットラインナップで「フラッグシップモデル」と位置づけられている。

そのローンチ最終版を発売前日に開催された「GALAXY Tab S JAPAN PREMIUM LAUNCH PARTY」のセッションにて、手に取り試用することができたので、タブレット端末の購入を考えているユーザーの視点でそのデザイン・性能・改善点等を追ってみたい。
 

デザインと重量は?

「GALAXY Tab S」には、ふたつのモデルがある。10.5インチ画面を搭載したモデルと、8.4インチ画面を搭載したモデルだ。

まずは重量を比較したい。10.5インチモデルは約465gと、469gのiPad Air(Wi-Fiモデル)にわずかに軽いが、判別は不可能なわずかな範囲といっても良い。次に8.4インチモデルは約294gであり、iPad mini Retinaディスプレイモデルの331gより37g軽く、こちらは一回りGALAXY Tab Sの方が軽いことを、手に持って実感できるであろう。

 

続いて厚みはどうだろうか。こちらはGALAXY Tab S の2モデルとも約6.6mmと、とにかく薄いが、剛性感は非常に高い。また背面はiPadのソリッド感あるデザインに対して、皮風デザインにシボが打ってあり、ソリッドか皮風かと、質感の好みが分かれるところだろう。

 

 

ブック風カバーを掛けてしまえば気にならないところだが、カバー無しでの持ちやすさという点では、GALAXY Tab Sに軍配を上げたい。