ロビン・ウィリアムズが、自宅で死亡しているのが発見された。63歳だった。窒息死で、自殺の疑いが強いとみられている。
ウィリアムズのパブリシストは、「突然で、かつ、とても悲劇的な出来事です。悲しみにふける遺族のためにも、プライバシーの配慮をお願いします」と声明を発表した。パブリシストによるとウィリアムズは、最近、鬱に悩まされていたとのことだ。
ウィリアムズは1951年、シカゴ生まれ。名門ジュリアードで演劇を学んだ。『グッドモーニング、べトナム』(87)で初めてオスカーにノミネートされ、『いまを生きる』(87)、『フィッシャー・キング』(91)でも候補入り。『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』(97)で、ついに助演男優賞に輝いた。
代表作に『ポパイ』(80)、『フック』(91)、『ミセス・ダウト』(93)、『ナイト・ミュージアム』(07)など多数。次回作は、12月に北米公開予定の『ナイト・ミュージアム3』。最近、『ミセス・ダウト2』の企画も発表されたばかりだった。
文:猿渡由紀
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