世界中には「宇宙切手」がいっぱい!

 

(協力:辻野照久氏)

 

ロケットや衛星を打ち上げた国だけでなく関連のない国でも、宇宙開発活動の盛り上がりにあわせ、“宇宙切手”が発行されていったそうです。最近では東京・目白の切手の博物館でも、宇宙切手の企画展を開催していました。

ここでは、JAXA職員でもある辻野照久さんが収集した168カ国の宇宙切手の中から、選りすぐりのものを展示しているとのこと。他の国の切手になぜか日本の衛星がデザインされていたりして面白いです。 

 

『宇宙兄弟』のスタッフが手がけるフォトスポットで記念撮影! 

実写映画『宇宙兄弟』の美術、東京都現代美術館『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』の“アリエッティの家”セット、『館長 庵野秀明 特撮博物館』の巨大なミニチュア特撮セットなどを手がけた作り手・スタッフとして高く評価されるメンバーによる、月面から地球を望むイメージのフォトロケーション。数々の有名美術を手がけていたのも驚きですが、そこで記念撮影ができるなんて!ぜひ、月に行ったつもりで1枚パシャリ。

 

  

一般には目にできない!松本零士『宇宙博物史・火星ホテル』原画 

 

宇宙・SFマンガといえば松本零士先生。自身が理事長を務める日本宇宙少年団の機関紙『L5』でしか掲載していないマンガがあるんです。それを今回特別に展示。 

 

1992年より掲載されている『宇宙博物史・火星ホテル』は、ぬいぐるみ型アンドロイド“ペットロイド”たちの命を救うため、命の粘土(ミラクレイ)を探す旅に出た星野巡(めぐる)の冒険記。危険をともなう旅の途中では、 火星ホテルの支配人・螢や銀河鉄道999号に乗った鉄郎、メーテルも登場します。 

一般には見ることのできない作品の生原画なんて、本当に超貴重!鮮やかで緻密な原画をじっくりと見てみてください。
ちなみに、日本宇宙少年団は宇宙に興味があれば性別・年齢問わず団員になれるらしいので、気になった人は調べてみては?

 

チームラボ《憑依する滝、人工衛星の動》

他にも、月を手に持ってぐるぐる回すと、月面とその周りの景色を楽しめたり、弾力のある特殊な布の間に入ると無重力状態にも似た不思議さを味わうことのできる体験型展示、人工衛星「だいち2号」を実物大で立体的に再現し、そこに重力によって引き込まれていく水をシミュレーションした大スケールの「憑依する滝、人工衛星の重力」など、絶対観て&体験してほしい展示が盛りだくさん。

ここではほんの一部しかご紹介できないので、訪れてどんな面白い宇宙があるのか確かめてください。