また、逗子海水浴場から10kmも離れていない江の島海岸(藤沢市)では、海の家から音楽がかかり、ビーチでの飲酒も可能だ。江の島海岸でお酒を飲みながら海を楽しんでいた女性同士のグループは、「海の家から音楽がなかったり、お酒がないというのは寂しい気がする」と話していた。

市担当課も「海水浴客の誘致による経済活性と同時に、地域住民や飲酒の影響による事故や救急搬送など、利用者の安全・安心も守るというアクセルとブレーキを同時に踏まなければならないもどかしさもある」と話している。

その上で「昨年までのあり方が逗子として正しい姿なのか、日本一厳しいという今の方がいいのか引き続き検討していきたい」と話す。

 

取材を終えて

家族の目線から見れば安心なビーチも、夏ならではの海を楽しみたい人たちからみれば物足りなさを感じるかもしれない。
「リセット」した逗子海水浴場がどのような姿になっていくのか、注視したい。
 

※本記事は2014年7月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。

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