海外のディズニーパークはどうなっているの?
東京は海外のパークと比べて、話題になった映画のキャラクターやスペシャルイベントの導入は近年遅れる傾向にあります。
例えば『塔の上のラプンツェル』の場合、日本での公開日は2011年3月でしたが、実際にパークでラプンツェルとフリンのグリーティングが始まったのは2012年7月でした。またパレードにラプンツェルが登場したのは2013年4月から始まった「ハピネス・イズ・ヒア」からです。
実はすでにアメリカのパークではアナとエルサが登場しています。例えばカリフォルニアのディズニーランドではお昼のパレードに2人が登場していますし、「ファンタジー・フェア」ではグリーティングも行われています。さらに昨年の冬にはカリフォルニア・アドベンチャーの夜のショー「ワールド・オブ・カラー」が期間限定で「ウィンター・ドリームス」という、アナとエルサが登場する特別バージョンとして公演されました。
またフロリダのディズニーワールドも同様で、ハリウッドスタジオでは今年の夏『アナと雪の女王』をテーマにしたスペシャルイベントも行われています。もちろんマジックキングダムではアナとエルサのグリーティングも行われており、連日多くのファンで長蛇の列ができています。
今後は香港でもアナとエルサが登場する予定になっています。これら海外のパークで2人がすぐに登場しているのは、やはり作品の人気度が一番大きいと思われます。
アメリカでは2013年11月に映画が公開されると、瞬く間に社会現象になるほどの人気になりました。インターネットでは映画の挿入歌である「レット・イット・ゴー」を自分で歌う動画が多数投稿されたり、関連グッズの売れ行きが好調だったりと、多くの人をとりこにしました。
その絶大な人気を見て、ディズニーがテーマパークに2人を登場させたのではないかと思うのです。