
東村アキコの人気コミックを能年玲奈を主演に迎えて実写映画化する『海月姫』に出演する菅田将暉の女装姿が公開になった。本作で菅田は、ファッションの世界で生きることを夢見る女装美男子、鯉淵蔵之介(こいぶちくらのすけ)を演じている。
『海月姫』は、クラゲを愛する主人公・月海(つきみ)を始め、三国志を熱烈に愛する“まやや”、枯れたオジ様専門の“ジジ”ら、男性を必要としない人生を送っているヲタ女子の集まり“尼~ず”が暮す男子禁制の天水館を舞台にした物語。原作コミックは第34回講談社漫画賞少女部門を受賞するなど、高い評価を得ており、2010年にはアニメ化された。
菅田が演じる鯉淵蔵之介は、政治家一家の次男でありながらファッションの世界を夢見る女装男子で、男子禁制の天水館で暮す“尼~ず”の面々と友情を深めていく。劇中の衣裳はきゃりーぱみゅぱみゅの衣装を手がける飯嶋久美子が担当しており、菅田は「体型のキープや肌のことを気にして、食事や睡眠のコントロールもしました。衣装合わせのときよりもアバラの位置が上がった気がします。常に可愛く、綺麗でいるために女性は本当に大変だなと思いました」とコメントしている。
菅田の姿について原作者の東村は「蔵之介役の菅田くんは、本当にキレイで、可愛くって。メイクした姿を初めて見たときは、うちのアシスタント一同、超感動して。本当に奇跡のキャスティングだと思っています」と絶賛しており、劇中で“美しい”菅田が、能年演じる月海らとどんなやりとりを繰り広げるのか楽しみだ。
『海月姫』
12月27日(土) 全国ロードショー
関連記事