価格が抑えられてるポイント2つ

これだけ多機能なリュックを1,100円で使えるのはとてもお得ですよね。

でもこの価格をどうやって実現できたのでしょうか。価格を抑えられているポイントを2つ見つけました。

1:力布がない

力布(ちからぬの)は、肩紐の下の部分と本体をつなげるところにある三角形の布の部分のことです。

(左)力布のある市販のリュック(右)Standard Productsの多機能リュック

これがあることで、肩紐とリュック本体の縫い目にかかる力を分散させるメリットがあるのですが、今回ご紹介するリュックにはそれがありません。

力布を縫う工程を省くことでコストカットでき、早く仕上がるというわけですね。

力布がある方が強度は増しますが、ないからといって使いづらいことはなく、通常通りの使い方ができるのであまり気にする必要はないように思います。

2:縫い目が広く粗い

「縫い目が粗い」というのは縫製が雑なのではなく、縫い目の幅が広いことをいいます。

(左)多機能リュック(右)雑貨店で購入した私物のバッグ

私物の市販のバッグと縫い目を比較してみました。リュックの方が縫い目の幅が広いことがおわかりいただけるでしょうか。

100均の商品でこのような縫い目の粗いバッグはよく見かけます。

縫い目が粗くなると糸の使用量が少なくなる上に早く縫えるというメリットがあり、これもコストカットに繋がります。

縫製自体はきれいなので、こちらも通常使用に差し支えはありません。

ただ、先の尖ったものに縫い目をひっかけないように注意したほうがよさそうです。

今回ご紹介したリュックは1,100円という驚きの価格で、これだけ機能が充実しているので、十分に買う価値があると感じました。

シンプルなデザインでオンオフともに使えるところも嬉しいですよね。気になる方はお近くのStandard Products(スタンダードプロダクツ)にてぜひチェックしてみてくださいね!

フリーランスのWebライターで2児の母。相続や離婚などの法律系の記事を中心にダイエット、恋愛、旅行、インテリアなど、さまざまなジャンルの記事を執筆。2人目の出産を機に妊娠・出産・子育て・マネー系などのママ向け記事に力を入れるようになる。