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パークに馴染んだおなじみの風景に隠れた多くのこだわり。

東京ディズニーシーに数あるアトラクションは人気の「コースター系」から、ほのぼのとした「癒し系」まで様々。そんな中、アメリカンウォーターフロントとポートディスカバリーを結ぶ電車、「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」は美しい風景を堪能できる、のんびりとしたアトラクションです。しかし、この電車、実は「過去」と「未来」を結ぶ不思議な電車なのです。

アトラクションの中にはパーク内の移動手段としても使えるものもいくつかありますが、この電車は子供から大人まで幅広く楽しめる電車となっています。今回はその隠れたこだわりをご紹介します。

 

コンセプトの異なる2つのエリアを結ぶ、レトロだけど新しいデザイン。

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この電車のレトロなデザインは、アメリカンウォーターフロントの舞台である、1912年のニューヨークの街並みによく似あっています。また、同エリアの高架を電車が走っている時、近くを通ると大きな音がするのですが、これは1912年当時の高架鉄道を忠実に再現しているため。隠れた配慮がより一層その世界に引き込んでくれます。

不思議なのは、実在した世界をモチーフにしている、このアメリカ・ニューヨークと、未来の港(ポートディスカバリー)という、全く異なる場所を結んでいる電車なのに、そのデザインは双方のエリアでも全く違和感の無い事。

全くテーマが違うのに、どちらのテーマポートでもその風景に違和感なく、馴染んでいます。普段はあまり気になりませんが、歴史も場所も異なるのに、風景にぴったりあったそのデザインにセンスの良さを感じますよね。

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