低カロリーでも「食べごたえ」「満足感」は欠かせない

夜食(間食)は夜に摂ることになります。もちろん、摂取カロリーも重要な関心ポイント。「夜食(間食)として理想的なカロリーはどれぐらいだと思いますか」という質問には、過半数の女性が「200kcal以下」(59.0%)と回答。「300kcal程度」( 29.0%)「400kcal程度」(9.8%)「500kcal程度」(1.8%)「600kcal以上」(0.4%)というアンケート結果になっています。

ハードな残業においても、カロリーコントロールを守りたいという理想が分かりました。しかし、続いて「残業時の夜食(間食)は何を基準に選んでいますか」と質問したところ、「カロリーの低さ」(33.8%)を上回り、「満足感のある量」(35.8%)、「食べやすさ」(56.2%)という項目が急浮上しているのです。

これは決して矛盾する志向ではありません。最近は、費用対効果を表す「コスパ」(コストパフォーマンス)に対し、摂取カロリー対満腹感を表す「カロパ」(カロリーパフォーマンス)をキーワードにした食品が登場しており、腹持ちのよさ、食べごたえと低カロリーの両立が可能になっているのです。

働く女性たちの理想と本音にしっかり応える「カロパ高」のおすすめ夜食商品を紹介してみましょう。

 

濃厚おかずとごはんがワンパックな手軽夜食飯

ライス・フリー 野菜を味わう中華あんかけ

『ライス・フリー』(大塚食品)

おかず&ご飯を同時にレンジアップできるレトルト食品。米状に加工したマンナンヒカリ(主成分はこんにゃく)と、カレーや中華あんかけなど、濃厚でしっかりした味つけのおかずがセットに。200g/200kcal以下という絶妙なバランスが好評です。

根菜類の多用で噛みごたえを出し、満腹感を覚えやすい工夫で高カロパを実現しました。

 

食物繊維たっぷりでヘルシーなカップ麺

『サイリウムヌードル』(日清食品)

『カップヌードル』シリーズでおなじみのメーカーが開発した「トクホ」ヌードル。「サイリウム」とは、便秘の治療薬として知られる「インドオオバコ」から取れる良質の食物繊維のこと。胃の中の水分で膨らんで食べごたえもバッチリ。スープを全部飲んでも160kcal以下というカロパ優等生です。

 

満足感がありながら、カロリー200kcal以下

『ヌードルはるさめ』(エースコック)

ツルツルシコシコの食感はカップ麺さながらの春雨ヌードル。「うま辛チゲ」「和風おろし」の2フレーバーで、お腹がしっかりふくれるし、しっかりと“食べた感”があります。野菜をフィーチャーしつつ、カロリーは120~140kcal台におさえるなど、ヘルシーさは頼もしい限り。