第3位 指定席 7,800円

 「オレンジシートの指定席は購入者が多いアイテム。観客として訪れた人は、このシートに座ってスポーツやコンサートなどを観戦した思い出があるのでしょう。ただし、脚がなく自立しないの難点。購入者から「脚を作りたい」「どうしたら脚を付けることができるのか」という問い合わせが殺到しました。八千代市の職人の方が、市内にできるスポーツ施設に寄贈したいということで、15席購入。自作で脚を作りベンチにしたそうです」

 

第2位 自由席 5,800円(1924席先着特別価格)/6,800円(一般価格)

「ブルーシートの自由席も人気。モノ集めが好きな方が買っていくのかと思っていたら、若い女性も購入している人が多かったんです。なぜ購入したのか尋ねたところ、「嵐のコンサートで座ったから」ということでした。スポーツ以外の思い出も国立競技場には詰まっているんですね」

 

第1位 卓上ミニプランター芝生 1,800円

「ピッチの両ペナルティエリアとセンターサークル部分の芝生を、5cm×5cmに裁断し、プランターにしました。業者さんにていねいにはがしてもらい、茨城県の芝生畑で根付かせて発送をしています。意外と手間がかかってるんですよ」

 

 
こんなところで国立競技場の芝生たちは、出荷を待っているのです。
  

ということで、現在販売中のグッズから、売れ筋ベスト5をお届けしました。


ちなみに、東京ウォーターウェイズという遊覧船会社が自由席と指定席を購入し、自社の遊覧船に取り付けたそうです。きれいですねー。もちろん指定席はちょっと料金お高めのようですよ。

 

  

また、福島県須賀川市の須賀川アリーナ内にある「円谷幸吉メモリアルホール」でも自由席を購入。施設内のベンチとして使用するそうです。

なお、米村さんのオススメは1位の卓上ミニプランター芝生。会社のデスクの上で育てているそうですが、とても元気がよく、購入してから3回くらいカットしているとのこと。夏芝は強く、枯れにくいのが特徴なんだとか。

 

メモリアルグッズの販売は9月30日までだったのですが、好評につき12月31日まで延長となりました。すでに完売しているアイテムもあるほど大人気。そこで、2次販売も行われるそうです。2次販売はアイテムの種類が大量に追加される予定。そのなかから注目のアイテムをご紹介しましょう。