今回のイベントは、最初に男女の交流の為に歓談の時間が設けられ、その後、プロレスの試合が二試合行われます、そして、最後にレスラーも混じっての懇親タイムが設けられるという進行。参加者の比率は、男女半々という感じで、通常の街コンと全く一緒です。
参加者は、やはりプロレスファンが中心となっている様で、試合開始前からプロレスに関する会話でアチコチ盛り上がっています。やはり、共通の話題があると初対面の相手でも距離感を縮めやすいのでしょう。
見知らぬ者同士が集まったぎこちなさはほとんど無く、和気あいあいとした良い雰囲気。この辺りには、"プロレス"というコンセプトがハッキリしている、今回の企画の強みを感じました。
街コンを楽しんでいると……プロレスの試合がスタート！
試合だけじゃなくトークでも盛り上げてくれます。拡大画像表示
試合前には、リングアナとプロレスラーによる前説的なトークが行われる等、サービス精神もタップリ。そうこうしている内に、いよいよ試合がスタート！
目の前で試合を観ることが可能です！ 拡大画像表示
第一試合は、今回のプロレス街コン開催の中心人物である三富政行選手とFUMA選手によるシングルマッチ。
三富選手は、慶応大学のプロレス研究会出身で卒業後に大手広告代理店の博報堂に就職をするも、プロレスラーに専念をする為に博報堂を退社したという変わり種の選手。そんな三富選手とFUMA選手の戦いの行方を参加者全員で、マットを囲んで見守ります。
ド迫力のキックが！（注：街コンの最中です） 拡大画像表示
私は大のプロレスファンで様々な会場に足を運び、各プロレス団体の試合を観てきているのですが、こんなに至近距離で試合を観るのは流石に初めて。何といっても、選手の距離が近い！ そんな間近で、プロレスラー同士のドツキ合いが観られるのですから、物凄い迫力です！
レスラーとの距離も近いですが、他の参加者との距離も近い！ 皆でマットを取り囲んで試合を観るという行為による物理的な距離感と心情面での距離感の近さが、他ではなかなか得られない一体感を与えてくれます。
レスラーが大技を出せば男女問わず驚嘆の声が上がり、今日、初めて会った異性とも一緒に盛り上がることが出来る。こんな街コン、なかなか無いでしょう。
試合は、FUMA選手の激しい攻めに三富選手が耐え続けるも最後は膝蹴りがクリーンヒットをして遂に3カウント。店内をフルに活用しての熱戦に、会場に集まった男女も思わずヒートアップしていました。
