みなさん、「ZINE」ってご存知ですか?
ジン? いやいや、お酒じゃないですよ?!

 

ZINEってなに?

「ZINE(ジン)」とは、もともとアメリカでアーティスト達がホッチキスや糸で自由にまとめた雑誌のこと。今はファッションや音楽、イラストや写真などのさまざまな内容をまとめた少部数発行の同人誌のことをさします。

ちょっと前ですが、イラスト作家をしている友人のグループ展を観に行ったとき、
「ZINEをつくりました」とか「ZINEを置いておりますのでご自由におとりください」などの置き紙の横に、自分でホッチキスで留めたのであろうチラシのような本が置いてありました。

自分のイラストだったり、日々思うことを綴っていたり、写真集のように自分で撮った写真を載せていたりと、本当に自由な内容がつまった本でした。

改めて「ZINEってなんなんだろう!?」と不思議に思っていた私ですが、よくよく調べてみると、ZINEについての本が発行されていたり、雑誌でもZINE特集が組まれていたんですね!

 

「ZINEとはどんなもの?」と気になってきた私は、ZINEを取り扱う古本屋「百年」にお話を聞きに行きました。

吉祥寺駅北口から徒歩およそ6分。建物を見上げるとそこには“百年”の文字が。いざ、レッツゴー。

 

店内に入ると、クリエイターや作家さん、はたまた学生さんなど、さまざまな業種、職種の人が販売委託をしているZINEコーナーが。

置かれているZINEは、百年さんの審査を通った上で置かれている人気作品が多く並びます。

なんでも話を聞くと、ZINEのことを百年では「リトルプレス」と呼んでいるのだそう。

 

書く内容は自由!

文芸誌、写真集、イラスト集、新聞風などなど、みなさん書いている内容は本当にさまざま。

今回見せていただいたZINEは、武蔵野美術大学を卒業したイラストレーター・ナガタニサキさんの『DRAWING vol.4』。
やわらかなタッチの女の子のイラストが描かれたZINEです。この優しい雰囲気についつい夢中になってしまい、最新のZINE『DRAWING vol.5』を購入しました!

 

形式も自由!

それぞれ形や綴じ方にもこだわりが。
紙に穴をあけて糸で綴り、優しい雰囲気を出している人もいれば、ステープラー(大きなホッチキス)で留めてシンプルにまとめている人もいました。

自分のZINEのテイストに合わせて雰囲気を変えていくこともできるんです。

中には新聞風に折り畳んで透明な袋に入れ込んでいる人も。

そう、ZINEの形式や内容に「こうあるべき」という概念はないのです。