議題3:で、結局どっちがいいの?

K口:ここまでいろいろ話してきましたが、そろそろ結論のようなものを出しましょうか。6と6 Plus、結局どっちがいいんですか?

Y野:俺は断然6 Plusをオススメするよ。特にタブレットを持っていない人で、電子書籍読むなら絶対にこっちでしょ。コミックを拡大せずに読めるという、絶大なメリットがあるよ。

N筋:電書もそうだし、ウェブを見るのも6 Plusの方がいいね。あとメールアプリのランドスケープモード(横画面対応)は、左側にリスト、右側に内容を同時に表示できて圧倒的に使いやすい。カレンダーとか、細かいところで設定アプリなんかも対応しているけど、ほかのアプリもランドスケープモード対応が進めば、6 Plusの作業効率はめちゃくちゃよくなると思う。

Y野:その意味では、“座って使うスマホ”としては6 Plusは秀逸だな。

K口:そういえば6 Plusは曲がりやすいという騒ぎがありましたね。

Y野:それについては米国の消費者団体メディア「コンシューマーレポート」が徹底的に調査して、6 Plusよりも6の方が曲がりやすいっていう結果が出たね。なのでiPhone 6ユーザーこそ注意してください。……というか曲がるような使い方するなよ! 普通に使ってれば曲がらないよ!

S崎:ズボンのポケットに入れるとさすがに大きいので、6 Plusは基本的に鞄に入れて持ち歩いているんだけど、電車とかで使おうとするときには出すのが面倒なんだよね。そう言う意味では、6 Plusに替えてからiPhoneを使う機会が減ったかも(笑)。

K口:使う機会が減ったという時点で、かなりのマイナスポイントに思えますが(笑)。やっぱり使ってナンボですよ。そもそも、つり革につかまったままで6 Plus使えます?

Y野:ぐぬぬ……。やってみたけど、ちょっとそれはムリがあることがわかった。6 Plusをキープしつつ、6を子機として欲しいなってときがあるな……。

K口:本音を言ってしまいましたね(笑)。

N筋:これまでどおりにiPhoneとして使いたいユーザーには、iPhone 6がオススメですね。でもさっきY野さんが言ったとおり、iPhone 6 Plusは“座って使うスマホ”としては最強だと思う。私も座っているときは、自然に6 Plusを使ってるな。

S崎:iPhone 6 Plusは、これまでのiPhoneとは別の端末だ、ということですね。確かに自分でも違う端末としてとらえてます。今までどおり手軽にiPhoneを使いたい人はiPhone 6を選ぶのがいいのかもしれないですね。

株式会社エディトル所属。IT系雑誌やムックの編集業のほか、コミック、文芸、お笑い、ライフハックなど多分野の記事を執筆。絵が描けないくせにイラストのディレクションに手を出し始めた今日この頃、この仕事はなんでもありなんじゃないかと思い始めている。