今年で5年目のアルパカ牧場
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今回、お話を聞いたのは、氷取沢ファミリー牧場で働く鵜名山(うなやま)美樹さんと金井映美さんのお二人。
横浜市会議員の太田正孝氏が経営するこの牧場は、2000年に今と同じ場所でオープンした施設で、当時は一般的にイメージされるような、ウマやヤギなどを飼育する牧場だったんだそうだ。
アルパカを飼い始めたのは2008年4月からのことで、現在でも横浜市内でアルパカがいるのはここだけとのこと。
そのきっかけとなったのは、経営者である太田氏の奥さんがアルパカに一目惚れしたことだったのだとか。
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アルパカの愛くるしさに魅了され、日本初のアルパカ牧場である“那須アルパカ牧場”から5頭を購入し、氷取沢ファミリー牧場もアルパカ牧場として再オープンを果たしたというわけだ。
鵜名山さんはアルパカたちがやって来たのと同じタイミングで牧場で働きはじめ、間もなくアルパカとの生活も5年目を迎えるそうだ。
牧場の仲間たちをご紹介!
もともとは5頭いたアルパカたち。
新たにこの牧場で5頭が生まれ、うち3頭が別の場所へお引っ越し。大人たちのうちの2頭も長野に移ったそうで、現在残っているのは5頭のアルパカ。
それでは、ここ氷取沢で暮らしているアルパカたちをご紹介しよう。
まずは、夏に7歳になるまさひろ。
アルパカの寿命は15年から20年くらいなので、人間に換算すると40~45歳くらいだそうだ。
うーん、貫禄ある。さすがは年長のオス。
2008年にやってきたオリジナルメンバーの1頭で、現在は唯一の大人のオス。
こちらは、メスのミカ。
どことなく女性っぽい表情。けっこうみんな個性があるようだ。
まさひろと同い年で、お腹の中にはまさひろとの赤ちゃんを身ごもっているんだとか。
出産予定は、3月中旬から下旬だそうだ。
もう1頭のメス、ソックス。名前の通り、前足にソックスをはいている。
彼女も今年7歳を迎える大人で、ミカ同様にまさひろの子がお腹の中にいる。
同じころに生まれる予定なので、もうじき2頭の仲間が増えることになる。
残りの2頭はまだ子ども。
この牧場で唯一の白いアルパカ、アレン。
好奇心旺盛なようで、カメラに興味津々。シャッターチャンスを一番多く作ってくれた。
最後は、2012年の1月に生まれた龍。ソックスの息子で最年少。
こちらも好奇心旺盛。子どもの方が臆することなく近づいてくるのは、人間と同じようだ。
彼ら5頭のほか、氷取沢ファミリー牧場には8羽のウサギもいる。
ピーターラビットのモデルとして知られるネザーランドワーフだ。
中にはアルパカに目もくれずウサギだけを見ていく人もいるそうで、影の人気者といったところ。