
撮影:合田 昌弘
ふだん、どんな料理に「ひき肉」を使っていますか?
筆者の場合は、麻婆豆腐、ハンバーグ、鶏そぼろなど、定番だけどやや手間がかかる料理が多め。
どれも大好きですが、ひき肉の「包丁で切らなくていい」という時短ポイントを活かすべく、もっと簡単においしく食べる方法を探していました。
そんなときに知って感動したのが、60年続く料理教室として知られる「田中伶子クッキングスクール」校長・中村奈津子さんの新刊『衝撃的においしいひき肉レシピ』(主婦と生活社)。
「ひき肉料理は最高にラク」という視点で編まれた本書から、納豆ラバーに捧げる絶品丼をご紹介します。
ごはんにたっぷりかけて召し上がれ!「ひき肉納豆丼」のつくり方

(画像は本書54ページより)
<材料(2人分)>鶏ひき肉…120g 温かいご飯…茶碗2杯分 納豆(小粒)…1パック(40g) にんにく…1片 青じそ…4枚 砂糖…大さじ1 しょう油・酒…各小さじ2 ラー油…少々 <つくり方>
1. 納豆は添付のたれとからしを混ぜる。にんにくはみじん切りにする。青じそはせん切りにする。鶏ひき肉に砂糖、しょうゆ、酒を加えて混ぜる。(画像は本書54ページより)
2. フライパンを中火で熱し、1のひき肉、にんにくを入れて広げ、ほぐしながらよく炒める。フライパンのあいたところに納豆を入れ、ひき肉と混ぜながら炒め合わせる。3. 器にご飯を盛り、2をのせて1の青じそをのせ、ラー油をかける。
(『衝撃的においしいひき肉レシピ』54ページより引用)
ひき肉と発酵食品は相性抜群。旨さ倍増の理由はね…

(画像は本書6ページより)
かたまり肉と比べると、下ごしらえが断然ラクなひき肉。そのかわり肉特有のにおいが少し気になることがありますが、本書ではその弱点をカバーする方法がたくさん紹介されています。
この納豆丼のように、発酵食品を使うこともその一つ。キムチ、みそ、納豆など、それぞれが持つ独特の香りがひき肉の臭みをカバーして、お互いがよりおいしくなるとのこと。
フライパンでひき肉と混ぜ合わせながら炒めていくと、最初はネバネバしていた納豆がポロポロになってきて、香ばしいいい香りが……!
これならお弁当にも入れられそうだし、納豆が苦手な人も食べやすいのではないかと思います。
そのまま食べるよりベタつかないので、わしわしとごはんをかきこめるのも最高。
いつものそぼろ丼よりも栄養価が高くて、手軽につくれて、なおかつおいしい。これはいいレシピを見つけたぞ、とうれしくなってしまいました。
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