独身同士だった頃は楽しく付き合えていた女友達。その彼女が結婚後、SNSを見て「こんな子だったっけ?」とイライラした経験はありませんか。“ステータス”が異なる独身女子と既婚女子との間には、埋められない溝ができてしまったかのよう。

そこで、20~30代の独身女子に、「既婚の女友達の投稿でイライラしたもの」について聞いてみました。

 

1、「子どもがいて大変なの」と自慢&アピール

「出張に行く度に地方のローカル電車や駅、地元グルメなどをFacebookにアップしています。出張は毎回楽しみなのですが、移動時間の長さや緊張もあって、実は心身ともに疲れます(笑)。なので出張中はFacebookに投稿して、みんなの『いいね!』やコメントを見るのは癒しのひととき。

そこに地方在住の子持ち女子が『●●ちゃん見てると、私なんて田舎のおばちゃんになった気分だよ~。子どもが2人もいると全然外行けなくて』とコメントしてきてイラッとしました。子どももいなくて、結婚もしていない私に『子どもがいて大変アピール』をされても困ります」(30歳/通信)

女同士のバトルが話題になり、今クールで続編が放送されているドラマ『ファースト・クラス』を思い出しました。自分の方が相手より上の立場であることを、自虐や謙遜を装って表す行為(マウンティング)が、Facebook上でも行われているのです。

「自分は既婚者・子持ちであること」を自慢しつつ、「思いのままに外出できない」というマイナス要素を出し、「(未婚で身軽な)あなたが羨ましいな」とけなして明らかに優位に立とうとする構図を読み解けます。「マウンティング」の実態を知る女子にとっては、イライラ以外の何者でもありません。