梅雨に気になる湿気対策グッズと除湿方法
梅雨時期の湿気には、湿気対策グッズの活用が有効です。湿気がたまるとカビやダニの原因になるため、早めに湿気対策を行うことが大切です。この記事では、部屋の湿度を下げる方法や除湿対策におすすめの家電を紹介します。自宅の湿気対策にぜひお役立てください。
部屋の湿度を下げる方法
まずは、部屋の湿度を下げる方法について解説します。代表的な方法は、次の六つです。
・窓を開ける
・除湿剤を置く
・すのこを敷く
・扇風機やサーキュレーターを使う
・除湿機やエアコンを使う
・水まわりにふたをする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
窓を開ける
部屋の湿度を下げる方法の一つめが、窓を開けることです。窓をこまめに開けて空気の通りを作って換気することで、湿度を下げられます。
ポイントは、2カ所以上を開けて（窓やドアなど）空気の通り道を作ることです。手軽にできる方法ですので、ぜひやってみてください。
除湿剤を置く
湿気がたまりやすい場所に、除湿剤を置く方法も効果的です。除湿剤にはいくつか種類があるため、それぞれの特徴を押さえておくことが大切です。
・容器タイプ：据え置きで使うタイプ。広い空間の除湿で使いたい場合にぴったり
・シートタイプ：マットレスや敷布団の下に敷いて使うタイプ
・ハンガータイプ：衣服の間に吊るして使うタイプ。衣類の湿気やクローゼット内の湿気を吸収
そのほか、消臭・除湿効果がある重曹を活用するのも一案です。重曹にアロマオイルを垂らしておくと、除湿とともに好みの香りも楽しめます。
すのこを敷く
押し入れがある場合、すのこを敷くことで湿気対策ができます。湿気は下にたまる傾向があります。収納物の下にすのこを敷いておけば、収納物との間に空気の通路ができて湿気を抑えられます。押し入れにものを収納している場合は、すのこを使って湿気対策をしましょう。
扇風機やサーキュレーターを使う
部屋に窓が一つしかない場合は、扇風機やサーキュレーターを使って湿気対策をしましょう。
扇風機やサーキュレーターから風を窓に向けて送ると、室内の空気が外に排出され、湿気の蓄積を防げます。窓が2カ所以上ある場合でも効果的なので、ぜひ試してみてください。
除湿機やエアコンを使う
部屋の湿度を下げるには、除湿機やエアコンを使う方法もあります。
除湿機を使用する際には、部屋の広さ（畳数）にあったものを選ぶことが重要です。持ち運べる大きさの除湿機であれば、押入れやクローゼットなどでも使用できます。
エアコンでは除湿（ドライ）機能を使うと、湿度を下げることが可能です。なお、除湿機能には次の2種類があります。
・弱冷房除湿
・再熱除湿
それぞれの違いや特徴は、以下の通りです。
水まわりにふたをする
水まわりは、とくに湿気がたまりやすい傾向にあります。水分の発生元となる箇所には、ふたをしましょう。
例えば、シンクやお湯を張った浴槽のふたを閉めるだけで、水分の蒸発を防げます。ついついふたを開けたままにしてしまうことがあるという場合には、日頃からふたを閉める習慣をつけるようにしましょう。
除湿対策におすすめの家電
除湿対策として、家電の力を活用するのも有効です。ここでは、サーキュレーターや除湿機、乾燥機の三つを紹介します。自宅にあった家電を見つけて、効率的に除湿しましょう。
【山善】洗える サーキュレーター
山善「洗える サーキュレーター」は、分解して洗えるサーキュレーターです。前面や背面のガード、羽根などにホコリや汚れがついた場合でも、丸洗いできるため、すぐに掃除ができて衛生的に使えます。
また、工具いらずで組み立てや分解できる点も魅力です。
【アイリスオーヤマ】サーキュレーター衣類乾燥除湿機
アイリスオーヤマの「サーキュレーター衣類乾燥除湿機」は、サーキュレーター機能を搭載した衣類乾燥除湿機です。衣類乾燥・換気送風・除湿と、1台で3役をこなす優れモノ。また、除湿機とサーキュレーターはそれぞれ単独でも使用できるため、1年を通じて活躍するでしょう。
除湿した水をためるタンクには持ち手がついているので、水を捨てる際も簡単です。
【ダイキン】除湿乾燥機 （壁掛け型）
ダイキンの「除湿乾燥機 （壁掛け型）」は、水捨てが不要の除湿機です。湿気を気体のまま外に排出する仕組みなので、稼働させておけば常に快適で衛生的な室内環境を保てます。
また、自動復帰機能を搭載しているため停電時などでも安心です。
家電を活用して効率的に除湿しよう
自宅の除湿対策は、「窓を開ける」「除湿剤を置く」「扇風機やサーキュレーターを用いる」などです。効率的に除湿する上では、家電の有効活用も欠かせません。
この記事で紹介した方法や家電を参考に、自宅の除湿対策に活かしてください。
