
※本記事は2024年2月28日に公開された記事を再編集して掲載しています。
Text and Photographed by のぐり
できたての揚げ物ってなんであんなにおいしいんでしょう………?
でも家でやると、油ハネで汚れたキッチンの掃除が負担なんですよね。しかも油って結構お高いので、たっぷり使うのに気がひけてしまって。
いつものスーパーで見かける、「使用量も油ハネも1/2になる」とパッケージに書かれたこの油が気になっていました。
1/2の量で揚げ物や炒め物ができる
JOYL「AJINOMOTO ダブルハーフ 900g」
「AJINOMOTO ダブルハーフ」は、通常より揚げものの衣や水分となじみやすい油。
衣の中の水分が早く抜けるため、1/2の油でもカラッとおいしく揚がるそうです。
メンチカツを2個ずつ、いつもの油とダブルハーフとで揚げ比べてみました。
いつも揚げ物をするときは鍋底から3cmくらいまで油を入れているのですが、AJINOMOTOダブルハーフは1.5cmにしてみます。
油の温度は両者とも170度になるように設定。
調理中の油にできる泡が小さい
メンチカツを油に入れた直後の画像を比較してみます。

左:いつもの油、右:ダブルハーフ
ダブルハーフは左の通常の油と比べて、気泡の出方が穏やかです。
揚げ物は、食材に含まれている水分が食材の表面から蒸発し、水が抜けた部分に油が入り込む調理法です。ダブルハーフの方が水分となじみやすいので、調理中の油にできる泡も小さいのでしょう。
気になる油ハネの程度を見るため、白い紙を置いてみました。

左:いつもの油、右:ダブルハーフ
通常の油(左)より、ダブルハーフ(右)の方が油ハネが少ないことが分かります。私見ではありますが、1/3くらいになっているような気が。
あくまで予想ですが、油ハネは泡が破裂して起こるものなので、泡が小さいと油ハネも少なくなるのかもしれません。
表面はカラッと、中までちゃんと火が通った

左:いつもの油、右:ダブルハーフ
揚げあがったメンチカツはこの通り、見た目には変わらないですね。
ちなみに、揚げあがるまでの時間は、通常の油が5分半、ダブルハーフは4分半でした。
切ってみます。まずは通常の油の場合がこちら。
そしてダブルハーフの場合がこちら。
どちらもちゃんと火が通っています。
これはダブルハーフを使って調理しているときの写真なのですが、普通、食材の下しか油に浸からないと熱が均一に伝わらないので、うまく揚がらないんですよね。
食材にもよるのでしょうが、半分の量なのに、通常の油と同じくらい食材に火が通るってすごい。
ダブルハーフで揚げたメンチカツを食べてみると、表面はサクサク、食べるとじゅわ~っと肉汁が。おいしく揚げられています。
使用量が減ることのもう一つのメリットが、油の温度が170度になるまでの時間が短かったこと。
今はいろんなものが値上がりしているので、光熱費を削減するためにも、小さいですがうれしいポイントでした。
※こちらの記事は、2024年2月28日初出時の情報をもとに再編集しています。最新の商品情報はブランドの公式HPにてご確認ください。
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